問題点別デッサンの練習方法まとめ(初中級者向け)随時更新

デッサン
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デッサン問題点別練習法

絵を上達させたい!と思ったらその練習としてデッサンを行います。
美大の受験ではほぼ必ずこのデッサンが試験科目になっているほどです。

デッサンとは鉛筆や木炭で物をなるべく正確に観察して、そのまま紙に描くことです。
その目的は「観察力」を鍛えることで、これさえ鍛えればどんな物でもイメージ通りに描けます。

デッサンは誰かに教わるのが一番上達しますが、なかなか教えてくれる人が周りにいないということもあります。

そんな方のために今回問題点別の上達方法をまとめました。

描き始めたばかりで何をすればいいのかもよくわからない、、けど上達したい!

解決方法1、まずいいデッサンを見る

最初デッサンを描いたとき、一人で描くとどこをどうすればいいのかもよくわからないと思います。
そんな時はまずネットで上手いデッサンを探して見ると良いです。

新宿美術学院や御茶ノ水美術学院、水道端美術学院などの大手の美術予備校のサイトから見つけることができます。また、海外のデッサンも日本とは雰囲気が違うので見てみてください。

いいデッサンと比較すると、自分のデッサンが客観的に見えてきます。

どうしても自分の絵だけだと、描いてるうちにだんだんと主観的になってしまい、大きな欠点が見つけられなくなってしまいます。

いいデッサンと自分のデッサンを横に並べてみてください!問題点がかなり見つかると思います。

解決方法2、とりあえずクロッキー

初め絵がうまく描けない!という悩みの多くは形がうまく取れない!という場合がほとんどです。

この形さえうまくと取れるようになれば線だけでいい絵が描けるようになります。

なので形をとるのはめちゃくちゃ重要!

形を正確に描けるようになるだけで絵の完成度も一気に上がるので、まずは形をとる訓練をします。形をとる練習方法は「クロッキー」がおすすめです。

クロッキーとは?
線だけで素早く形を写し取る描き方。1回1分~10分で制限時間を決めて繰り返し行う。
もし陰影をつけるときは最小限に!

この描き方は基礎トレーニングなので、毎日20枚とかのペースで描くのがおすすめ!隙間時間にササっと描きます。最初はもちろんうまく描けませんが、1か月ほどで見違えます。

ちょっとした隙間時間に描く癖をつけましょう!

解決方法3、とりあえず模写してみる

模写をすることも上達の秘訣です。
それだけだと個性がなくなるのでまずいですが、最初のうちは模写を行うとかなり上達します。

模写を行うと自分の描き方で描いてない絵を描くことになるので、デッサンの描き方が矯正されます。
なので、模写をすると新しいものの見方や描き方を発見できるようになるのでおすすめ!

参考の絵はデッサンの本や、インターネットの予備校のHPなどから探します。

模写をするときはなるべく大きく印刷して描きましょう!

問題点:工業製品が描けない!

工業製品の描けない原因は形の取り方に問題があります。立方体や楕円の描き方、パース(遠近法)について理解すれば大丈夫です。デッサンの本などにはよく描かれているので、一度自分で紙に写し取って理解するといいです。
その後、陰影のつけ方を理解するためも立方体や球体、円柱などの基礎形態のデッサンを行います。

問題点:野菜や花がうまく描けない!

原因:野菜や花が生き生きと描けない原因の多くは形が悪いのと、固有色より形態感が強すぎる、鉛筆の調子が悪いのどれかです。

私自身がこのタイプでした。

・形が悪い場合→見たままの野菜や花をそのまま描くだけだと生き生きしないことがあります。
実物よりも鮮度がよく見えるようにほんの少しだけ形を変えて描くといいです。
そのためにもなるべく新鮮なものを日ごろからクロッキーしておきましょう。

・固有色より形態感が強すぎる場合→形態感を意識しすぎるために固有色が失われている場合があります。
特にいくつかの色が含まれている花などの場合、形態感より固有色がはっきりよく見えることがあります。

そのため改善方法として描き方を変える必要があります。

まず線でクロッキーしてから、鉛筆のタッチを出しすぎないように固有色をつます。そのあとに形態感を出すという順序で描くとある程度の改善が見込めます。

・鉛筆の調子が悪い→鉛筆の調子のつけ方が悪い場合があります。タッチが荒かったり、濃い鉛筆を寝かせて描きすぎると鉛筆の調子が汚くなりやすいです。

問題点:顔の形が歪む!・顔が似ない!

原因は顔の骨格を知らずに描いていることが原因です。

デッサン用の解剖学の本を買ってそれを見ながら顔を描くといいです。
解剖学的に平均的な顔は決まっているのでその形をまず描けるようになりましょう。

後はそれをベースに顔とパーツの比率を変えてモデルの顔に近づけます。
顔の似ている似てないはすべて比率で決まってきます。

特に人間の顔は私たちがサルの顔は識別できなくても人間の顔は識別できるほどに、人の顔の識別に対してかなり目が肥えています。なので慎重に形を捉える必要があります。

他にこんなときどうすればいい?という疑問のある方はコメントください!

随時この記事に更新していきます!

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