アクリル絵の具にツヤを出すにはいくつか方法があります。
今回はツヤの出し方について紹介させていただきます。
僕は普段画家として活動しています。
アクリル絵の具は普段から使い慣れているので、詳しく解説できます!
アクリル絵の具で描いた絵にツヤを出したい!
アクリル絵の具で描いた絵は基本的にマットな絵になるので、ツヤを出したい時、、ありますよね。
ツヤを出す方法は主に3つあります。
・ツヤのあるアクリル絵の具を使う
・ツヤの出るメディウムを絵の具に混ぜて使う
・ツヤの出るバーニッシュ(保護剤を使う)
意外といろんな方法があります。
それぞれどのようにするか詳しく解説していきます。
方法1 ツヤのあるアクリル絵の具を使う
そもそもツヤのあるアクリル絵の具を使うのも一つの方法です。
具体的には、nuroのアクリル絵の具を使います。
アクリル絵の具は基本的にマットなものが多く、
大手メーカーのターナーやリキテックス、ターレンスなどはどれも乾くとマットになります。
その中で、nuroの絵の具は乾くとツヤありになります。
nuroはインテリアの塗装を目的とした絵の具のため、画材店よりもホームセンターで見つかることが多いです。
nuroを使う方法は絵の具を塗りだけで艶ありになるので、1番手間が少なくおすすめです。
たっぷり使えるのが嬉しいポイント。
NUROのアクリル絵の具がツヤありなのは意外と知られていません。
セット売りはされていないようなので、単色での購入になります。
アクリル絵の具はメーカーによってツヤあり・なしが違います
ほかのメーカーについてはこちらで解説しています
方法2 ツヤの出るメディウムを絵の具に混ぜて使う
マットなアクリル絵の具でも、メディウムを混ぜて使うことでツヤを出すことができます。
ツヤありのメディウムの例はジェルメディウムでこちらは300mlで1500円ほど。
アクリル絵の具と混ぜると透明感とツヤが出でてきます。
分量的には絵の具に対して3割ほど混ぜて使います。
盛り上げ剤でもあるので、油絵のように厚塗りの感じも出ますよ。
メディウム類はかなりいろんな種類が販売されています!
方法3 ツヤの出るバーニッシュ(保護剤を使う)
アクリル絵の具で描いた絵の最後にツヤありの保護剤を塗ることでツヤを出す方法もあります。
絵のツヤ感がまとまるので、絵の仕上がりがきれいになります。
また、傷や汚れの保護もできるので一石二鳥。
アクリル絵の具で絵を描いたら必ず塗っておきたいですね。
バーニッシュはスプレータイプと液タイプがありますが、
簡単にきれいに塗るならスプレータイプ。
しっかり塗るなら液タイプをおすすめしています。
僕は描いた絵には必ずバーニッシュを塗っています。
バーニッシュでつやありにすると色が濃くなります。
バーニッシュの中で下のものが一番つやが出ます!価格は約1000円ほど。
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