彫刻刀は手入れが大切
彫刻刀の手入れについて今回は簡単に解説していきます。
これから木彫りや木版を始める人は彫刻刀を使うと思いますが、
自分で道具を手入れできるようになると道具に愛着もわいてきます。
特に彫刻刀を買ったときはできるだけ長く使い続けたいですよね。
彫刻刀の研ぎ方
彫刻刀を研ぐには専用の砥石が必要です。
彫刻刀の形状に合わせて溝が彫られており、そこに刃を合わせて研ぎます。
おすすめの砥石はこちら
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この2つは砥石の粗さが異なり、粗めの#1000番の砥石で研いだ後に#3000で研ぎなおします。
そのため、セットで購入しましょう。
彫刻刀の動画は下記の動画がわかりやすいです。
先ほど紹介した砥石と同じものを使用しています。
彫刻刀の砥石は水砥石です。
なので最初に砥石だけを5分ほど水の中に浸してから使います。
そこから刃に合った溝の彫刻刀を軽い力で研いでいきます。
彫刻刀の研ぎ方は手の持ち方も重要。
手の持ち方で安定感が変わります。
動画の手つきをよく見てマネしましょう。
研ぐのが面倒な場合
彫刻刀がうまく研げなかったり、面倒な場合は研いでもらうことも可能です。
彫刻刀を製造しているメーカーの中には研ぐサービスを行っていることもあるので、外注してみてもいいでしょう。
例えば下記の会社で行われています。
料金は2021年現在で1本275円ほど。
錆止めをしよう!
彫刻刀を研いだらさび止めを忘れずに行いましょう。
研いだ後の刃は空気に直接さらされるので、水分や手の皮脂などによってさびやすくなります。
そのため、研いだ後にさび止めを行うことで赤いさびを防ぎ、切れ味が落ちるのを防ぎます。
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さび止めにはこちらのkure556がおすすめ。
彫刻刀の刃の全体に軽くスプレーするだけなので簡単です。
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