ギャラリーストーカーは大きな問題になっている
Twitterを見ていると、ギャラリーストーカーの被害や注意喚起が作家からツイートされているのを見かけます。
ギャラリーストーカーは意外と被害が多く、アーティストにとっては大きな問題。
特に若い女子の美大生に被害が多く、展示のたびに付きまとわれることが多いようです。
美大の卒業制作の展示や、個展、SNSでなど様々な場所であう確率があります。
今回はそのギャラリーストーカーの例と対策をまとめました。
具体的にどのような問題が起こるか
ギャラリーストーカーの被害は下記のような感じ
・個展のたびに付きまとわれて、ほかのお客の相手ができなくなる
・何かと勧誘され、お金や時間を搾取されたり、性的な被害などにつながる
など。
僕自身は受けたことがなく、友人で被害を受けた人は聞きませんが、
Twitterを見ていると、被害を受けた報告を見かけます。
ギャラリーストーカーとまではいかなくても、在廊しているとめんどくさい人は一定数きますね、、
ストーカータイプ
展示をしていると毎回、話すことを目的にやってくるような人もいます。
若い女性と話したいみたいな感じで、いわゆるキャバクラ感覚でやってきます。
悪質なものだと、在廊中に長時間付きまとわれたりすることも。
この場合はギャラリーに助けを求めた方がいいです。
作家崩れタイプ
作家崩れタイプは自分も制作しているという体で近づいてきます。
主な誘い文句として、
「自分も制作してるんだよね」
「この作品はもと○○した方がいいよ」
など。
傾向として作品を買いもせず、しゃべるだけしゃべり、自己満足するためだけに近寄ってきます。
自分はあなたより詳しいから作品について教えてあげるという感じで、権威性を使ってきます。
そのアドバイスも大抵その場の思い付きで話しているので、的を外れていたり、作家自身もすでに考えていることがほとんど。
余計なお世話ですね。
また、いろんな誘いをしてくることもあります。
「僕のアトリエを見に来ない?」とか、「僕のギャラリーで展示しない?」「作品のモデルをやってくれない?」など
大抵、ろくなことにならないのでついていかないようにしましょう。
一般人、コレクターとの違い
ストーカーがいる一方で、良心的なコレクターや美術関係者もいます。
作品のアドバイスをしてくる人もいますが、大抵はアドバイスではなく、ここがいいねなどの感想で終わりますし、作品を買ってくれます。
長時間話すこともほぼ無いですね。
展示に誘われた場合、その展示についてTwitterやgoogleで調べてから誘いに乗りましょう。
対策
具体的な対策はいくつかあります。
・話していて、ストーカーっぽいと感じたら早々に話を切り上げる
1分ぐらい話を聞いた後に、「ご満足いただけましたか?」「わかりましたもう大丈夫です」
など、適当に切り上げましょう。
途中で周りの人に話しかけて会話を遮るのもありです。
・連絡先を不用意に渡さない
ストーカーによっては、SNSやメールで連絡をしてくる人もいます。
そのため、不用意に名刺を渡したりすることは避けましょう。
連絡先も私用と仕事用で分けるのもいいですね。
・誘いがあった場合はなるべくギャラリーを通し、内容も受ける前によく調べること
在廊中に何かしらの誘い(展示、依頼など)があった場合はなるべくギャラリーを通しましょう。
また、すぐに受けるのではなく、Twitterで内容やその人について検索して調べておいた方がいいです。
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