今回はハイユニの鉛筆について解説していきます!
これから鉛筆画、デッサンを始める人の参考になれば幸いです。
鉛筆デッサンではハイユニの鉛筆がメジャー
デッサンでよく使われる鉛筆はいくつかありますが、おそらく最もメジャーなのが三菱のハイユニの鉛筆です。
僕も美大受験の鉛筆デッサンではお世話になりました。
他の受験生も8割ほどの人がこのハイユニを使っているぐらいです。
普通の文房具屋でも販売されているので、デッサンでなくても、普段用として使ったことがある人もいるのではないでしょうか。
鉛筆といえば三菱のユニシリーズです。
日本ではこのユニシリーズを一番よく見かけますが、その上位版がこのハイユニのシリーズ。
ハイユニがデッサンにおすすめな理由と特徴
ハイユニがこれほどまでに鉛筆デッサンでよく使われるのには理由があります。
その理由と特徴についてこれから解説していきます。
ハイユニの特徴
・硬度の種類が豊富
・黒が鮮やか
・描き味がとても滑らか
特徴1、硬度の種類が豊富
デッサンに適した鉛筆の最低条件は、硬度の種類が豊富なことです。
硬度の幅が広いことで、表現の幅も広くなります。
ハイユニは鉛筆の中でも硬度の幅がとても広く、なんと10H〜10Bまで揃っています。
実際に画材店に行くとズラッとそろっていますよ!
ここまで幅があるということはデッサン用の鉛筆として作られた鉛筆ではないでしょうか。
10Hの固さなんて描いたかどうかわからないレベルです。
特徴2、 黒が鮮やか
また、ハイユニは黒が鮮やかな鉛筆です。
特に2Bや3Bの鉛筆を使うと感じますが、黒がしっかり黒いです。
鮮やかなので金属やガラスのエッジの効いた黒を描く時にも重宝します。
あとは黒いフライパンとかを描くときにも。
僕はいろんなメーカーの鉛筆を揃えていますが、2B以上の柔らかい鉛筆は必ずハイユニを使っています。
特徴3、描き味がとても滑らか
ハイユニは描き味もとても滑らか。
紙の上でしっとりとした感じで鉛筆の粒子が乗ります。
描き味が滑らか出ない鉛筆はガサガサとしていて描きにくいので、滑らかなのは嬉しいです。
安い鉛筆だと結構ザラザラとした感じになるので、うまく黒が乗らなかったりします。
ハイユニを使っているともうユニシリーズは使いたくなくなりますね。
ユニとの違いは?
三菱の鉛筆にはユニとハイユニのシリーズがあります。
ユニは廉価版でハイユニは上位バージョンになっています。
ハイユニはユニよりもより鮮やかに、より滑らかな描き心地になるように作られた鉛筆。
これは鉛筆の芯の原料は黒鉛と粘土なのですが、より不純物が少ないためです。
価格は約1.5倍ほどと高価ですが、その分鉛筆画、デッサン用の鉛筆としては最適のものになっています。
デッサンははじめはユニでもいいですが、慣れてきたらハイユニシリーズでないと満足できなくなってきます。
購入は画材店かネットショップがおすすめ
ハイユニを購入する場合は画材かネットショップでの購入がおすすめ。
これは硬度の幅が広く取り揃っているためです。
普通の文房具店ではH~2Bぐらいまでしかありませんが、画材店では10H~10Bまで揃っています。
揃え方は4H〜4Bまで1本ずつは揃えたいですね。
加えて、よく使う2BやBの鉛筆は多めに持ちましょう。
近くに画材店がないよ!という方は下のAmazonからアソートのセットを購入することをオススメします!
ケースにも入っているので、収納にも便利です。
価格もバラで購入するよりも安くなっているのでオススメ!
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