ホルベインの油絵具について解説します
今回は画材メーカーで有名なホルベインの製造販売する油絵具について、その特徴を簡単にまとめました!
これから油絵を始める人にとてもおすすめできる絵の具になっているので、ぜひ参考にしてみてください!
ホルベインはどんなメーカー?
ホルベインは大手の画材メーカーです。
海外っぽい雰囲気がしますが、実は日本の画材メーカー。
1933年に大阪でホルベイン洋画材料研究所を設立し、油絵具を製造していました。
ホルベインは油絵具やアクリル絵の具、水彩、筆、色鉛筆まで幅広く取り扱っており、
たくさんの日本のアーティストを支えています。
全体的に価格が安くて品質がいいものが多く、大衆向けのより多くの人が日常的に使える画材を目指いしている感じがします。
ちなみにホルベインの油絵具はいくつかシリーズがあります
・スタンダードタイプ
・高品位油絵具 ヴェルネ
・油一(YICHI)
・アカデミック
ホルベイン油絵具(スタンダードなもの)の特徴
ホルベインの油絵具は下記の特徴があります
・コスパがいい
・色数が多い
・品質はそこそこ良い
・ポピーオイルやリンシードオイルを使用
・初心者にもおすすめ
・コスパがいい
ホルベインの油絵具はコスパがいい絵の具。
10色セットでも3000円ほどで購入できたりするので、かなり買いやすい価格になっています。
油絵具をたくさん描きたい人や、練習をたくさんしたい人にとってお財布にやさしいですね
特に、スタンダードなものでも最大110ml。
さらに160mlの大容量チューブ(popシリーズ)も販売されており、大作を描くときにとてもおすすめ。
かなり経済的です。
この絵具は画材店でもよく見かけるほど普及しているので、大量生産できている分、価格が抑えられているのかなと思います。
初めて油絵具を買う人におすすめ。
色数が豊富
この絵具の特徴は色数の多さです。
油絵具なのに160色以上そろっています。
油絵具はそこまで色数が多くないメーカーがい多い中、豊富なのはうれしいですね。
絵を描くのに慣れてくるとこの色数の多さが大きなメリットになります。
20色ぐらいあれば絵は描けるのですが、絵を描き続けているとほかの色も欲しくなってきます。
よく人物画を描く人であれば、クリーム系の色やブラウン系の色がたくさんあるといいですし、
風景画をよく描く人であれば青系~緑系の色が多くあると便利。
・品質はそこそこ良い
ホルベインの油絵具は品質はそこそこ良いです
発色は全体的にどの色もよく、経年変化による退色も少ない絵の具。
若干青系の色が弱いと感じる口コミもありますが、プロでなければ気にならないレベル。
・ポピーオイルやリンシードオイルを使用
ホルベインの油絵具に使われているオイルはポピーオイルとリンシードオイルです。
これは色によって使われているオイルが変わります。
おそらく暗めや強い色にはポピーオイル、明るい色にはリンシードを使っています。
ポピーオイルは乾燥が早くて塗膜が強い分、黄変しやすいオイル。
リンシードオイルは色が無色に近く、黄変が少ないオイルです。
・初心者にもおすすめ
コスパが良く品質も安定して良いので、これから油絵を始める人にとてもおすすめです。
初期費用が安く済むのでとても経済的。
また、ホルベインの油絵具は画材店では大抵のお店で販売されているので、色を買い足すときにも便利です。
色数も166色と豊富なのも特徴で、おそらく最多。
混色が苦手な初心者でも色を簡単に作ることができます。
自分の好みの色を集めるのも楽しいですよね。
是非この機会に購入してみてはいかがでしょうか!
ちなみに、高級なヴェルネシリーズもあります。
こちらはより鮮やかな色合いになっており、透明感のある美しい色彩が特徴です。
是非こちらもためしてみてはいかがでしょうか!
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