【絵の具別】筆の毛の種類と選び方まとめ!

【絵の具別】筆の毛の種類と選び方まとめ!
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筆の毛の種類と特徴まとめ

今回は筆の毛の種類について解説していきます。

筆といっても種類はたくさんあり、それぞれ特徴も異なります。

かなりややこしい部分もあるので、今回わかりやすくまとめてみました。

どの絵具にはどの毛の筆を使えばいいのかについても解説していくのでぜひ参考にしてみてください。

こざかい
こざかい

筆の毛の種類は結構ややこしいです。

画材店に行くとたくさんありすぎて選ぶのがたいへん、、!

筆の毛は主に下記の種類があります。

一応どの絵具でよく使われるのかも記載しておきます。

・イタチ(どの絵具でも)

・ヤギ(どの絵具でも)

・馬(どの絵具でも)

・狸(油・日本画)

・リス(水彩)

・オックス(油・水彩)

・ブタ(油)

・リセーブル(油・水彩・アクリル)

・ナイロン(油・アクリル)

こざかい
こざかい

この記事の最後に絵の具別でどの筆を選ばばいいのかも解説しています。

そちらも参考にしてみてください。

・イタチ(どの絵具でも)

イタチの毛は筆の毛の種類としては定番。

筆の毛はやや柔らかめの筆で、水の含みや毛先のまとまりがいい筆。

癖がなくどんな場面でも使いやすい筆になっています。

絵を描くときに最初にそろえる筆としてもおすすめ。

イタチ毛の筆の呼び方はセーブルと呼ばれる場合もあります。

また、中国産のうち毛の質がいいものがコリンスキーと呼ばれています。

コリンスキーは1本3,000円を超える筆もあるのでかなり高級。

こざかい
こざかい

本格的に水彩画を描くときとかにはコリンスキーを使いたいですね

・ヤギ(どの絵具でも)

ヤギの毛ですが、体からとれる部位によって用途は様々。

首当たりの柔らかい毛が最高級とされており、毛先が透明な部分が多いほどいい毛といわれています。

それらは書道用や化粧用の筆としても使われます。

また、太くて硬い毛のものは刷毛などに使われています。

こざかい
こざかい

山羊の毛はピンキリですね。

・馬(どの絵具でも)

馬の筆もポピュラーな部類の筆の種類です。

おそらく一番よく見かける筆といってもいいでしょう。

画材店や文房具店などで見かける筆の多くは馬の毛です。

イタチ毛と同様にやわらかく、どんな場面でも扱える筆。

水彩画では最初にそろえる筆としておすすめ。

こざかい
こざかい

おそらく多くの人がイメージする筆はこの馬の毛の筆。

・狸(油・日本画)

狸の毛は長く、主に太筆としてよく使われます。

弾力があり、線を描くとしっかりと紙に伝わってくれて、きれいな線が引けます。

こざかい
こざかい

日本の狸の毛が最上とされているようです。

高級な書道用の筆で使われています。

・リス(水彩)

リスの毛はかなり柔らかい筆です。

コシや弾力はありませんが、その分水の含みがいい筆。

にじみやぼかし表現には最適で、繊細なグラデーションも作れます。

最初に水を引くときに使うのもいいですね。

水を多用する水彩絵の具との相性がいい筆。

こざかい
こざかい

線を引くのではなく、色を広く塗るときに使う筆。

柔らかい表現をするときにはこれ。

・オックス(油・水彩)

オックス毛とは、オスの牛の耳の毛を使った筆のこと。

油絵でよく使われる筆ですが、毛としてはやや柔らかいので、絵の具をよく薄めて使うときに使う筆。

水彩画でも使われることがあります。

こざかい
こざかい

油絵用の柔らかい筆を使いたいならこれ。

・ブタ(油)

油絵具の筆といえば豚の毛です。

ブタの毛はとても弾力とコシがあり、粘り気の強い油絵具には最適。

価格はピンキリですが、安いものだとコシがないので注意しましょう。

油絵を始めるなら最初にそろえておきたい筆です。

こざかい
こざかい

豚毛は手に入りやすい筆ですが質はピンキリなので、安すぎるものは選ばないようにしましょう。

・リセーブル(油・水彩・アクリル)

リセーブル筆は合成繊維の筆。

毛に特殊加工されており、細かい凹凸がついています。(肉眼ではわかりません)

それにより人工毛の弱点である水の含みが良くなり、弾力も兼ね備えた筆になっています。

主にアクリル絵の具を始め、いろんな場面で使われる筆。

ナイロンを使っていて水の含みが悪すぎると感じたらリセーブル筆を使ってみましょう。

こざかい
こざかい

リセーブル筆は絵を描く筆として人工的に作られてた筆なので、かなり使いやすい筆です。

・ナイロン(油・アクリル)

ナイロン筆は化学繊維の筆。

ほかの動物の毛とは大きく異なった性能になっています。

水の含みはかなり悪いのですが、逆にコシと弾力がかなり強い筆。

そのため、粘りの強い油絵具やアクリル絵の具を薄めずに使うときに使う筆です。

絵の具に負けないコシの強さが生きてきます。

逆に水彩絵の具のような水を多用する絵の具には不向き。

価格も安いものが多いのも特徴。

ほかの動物の毛と混ぜて作られる筆もあります。

こざかい
こざかい

ナイロンはとにかく安いです。

アクリル画や油絵を

アクリル絵の具におすすめな筆

アクリル絵の具に使う筆のおすすめは最初はリセーブルが使いやすいです。

絵の具をあまり水に薄めずに使う機会が多いので、その粘り気に負けないコシと弾力のある筆を選ぶのがおすすめ。

リセーブルから始めて、水でよく薄める描き方をするなら馬やイタチを使います。

詳しい筆の選び方についてはこちらでも解説しています↓

油絵の具におすすめな筆

油絵におすすめな絵の具は最初は豚毛でいいかなと思います。

絵を描いていて、絵の具を薄めて使う機会が多ければリセーブル筆やオックスを選びましょう

詳しくはこちらでも解説しています↓

水彩絵の具におすすめな筆

水彩筆はリセーブルやイタチが定番です。

透明水彩を使っていたり、ぼかしや滲みをよく使うときは水の含みのいいイタチ

不透明水彩を使っていたり、線で描くことが多ければリセーブルがおすすめ。

詳しくはこちらでも解説しています↓

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