絵の値段の決め方!作家向けアート作品の販売価格のつけ方について

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作家になって作品を作ったところまではいいけど、

「いったい作品の値段はいくらがいいの?」

この疑問は作家になりたての誰しもが思うことです。

今回は作品の値段のつけ方についてお話しようと思います。

作品の価格!一体いくらがいいの?

作品の価格を決めるうえでのポイントは

・作品にかかる費用

・制作にかかった時間

・自分と同じぐらいの経歴、作風の人を探す

・作品の出来映え

・販売方法

主にこの5つを参考にして決めます。

費用と価格について

まず費用に関してはおおよそわかると思います。

絵の具や筆、キャンバス、額などざっくりでいいので材料費を出します

次に、制作にかかる時間を考えます。

例えば、一つの作品に一週間(60時間)かかったとして、

自分の時給が1000円だとすると合計6万円ほどです

その価格を材料費に上乗せします。

ここから作品の最低限の価格が分かります。(作品の制作にかかる費用+制作にかかる人件費)

そこに利益を上乗せして価格を決めます。

価格はギャラリーなどで自分と同じぐらいの作家の作品を参考にするのもいいです!

一般的に絵画は新人の場合、1号あたり6000~1万円ほどです。

販売の手数料に注意

販売方法に関してですが、ギャラリーで販売するときに気を付けなくてはいけないのが

マージン(手数料を取られる)です。

おおよそ販売価格の30~50%をとられます。これはとてもおおきいですよね。

なので、作品の価格はマージンを取られても赤字にならない価格にする必要があります。

これらを考慮すると最終的に、

(制作費用+時給)が販売価格の50%が最低で、加えて自分で自由に上乗せしていく価格がベストです。

これ以下の価格にしてしまうとほぼ赤字になり、いくら売っても赤字が増えるだけです。

作品の価格の決め方まとめ!

(作品の制作費+自分の人件費)×2が最低ライン

プラスアルファで自分で価値を上乗せします!

これを下回ると赤字になり、いくら販売できたとしても意味がないので注意

作品の価格が高くなりすぎて売れない時の対策

ただ、作品の値段が高くなりすぎてそもそも誰も買ってくれない場合もあります。

その場合の解決策は2つあります

・自分で売る

・複製して販売する

自分で販売する場合、ギャラリーに手数料がとられないのでお勧めです。

その場合、SNSで集客し、WEBショップを使って自分で営業して販売します。

SNS運用については下記を見てください!

また、絵の場合は複製画を販売するのがおすすめです。複製画であればコストを下げて多くの人に販売できます。

複製画を販売する場合、最初はなるべく在庫のリスクを抱えずに、受注生産をお勧めします。

作品の価格についての体験談

価格については以上ですが、余談として私の作品の価格を決めたときの体験談をお話しします

私は美大に通っていましたが、その時は作品の価格のつけ方については全く教わりませんでした。

なので最初は一体いくらにすればいいのかは予想が付きませんでした。

自分の作品に最初に数万円の価格を付けるとき、

「こんなに高くて一体売れるのだろうか、もっと下げたほうがいいんじゃないか」

このように思っていました。

事実、最初のころはほとんど作品が売れませんでした。

相場からは決して高くはなかったのですが、なかなか買ってもらうことはなかったです。

その時は主にネットショップの出品や、公募展に出品して展示することをやっていました。

ですが、最近ではやり方を変えたら、作品を購入していただける方が増えてきました。

(価格は変わっていないので価格が原因ではありませんでした。)

そのやり方はSNSを運用するということです。

ネットショップだけだと、大勢の作品の中の一つという感じで埋もれてしまうので、販売につなげることは難しいです。

なので、SNSを使っていろんな人とコミュニケーションをとる方法をお勧めします。

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