今回は家で使えるサイズの電気炉を紹介していきます!
各メーカーの性能が分かりづらいので、まとめました。
小型電気炉とは?
電気炉とは温度調整のできる炉のことで、
中に発熱体と断熱材が敷き詰められています。
温度は大体700~1000度まで上げることができて、中のものを溶かしたり焼成したりするのに使用。
主に工芸の世界で使われています。
![こざかい](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3380.jpg)
電気窯とも呼ばれていました!
電気炉の用途はいろいろ
電気炉は工芸の世界ではよく使われる設備のひとつ。
主に以下のジャンルで使われています。
・ガラス(フュージング、パートドヴェールなど)
・七宝
・陶芸
・銀粘土
ガラス工芸の世界では、電気炉の中で型に粉のガラスを溶かして固めるパートドヴェール、
金属の表面にガラスの粉をかけて溶かしつける七宝でよく使われます。
また、陶芸ではガスや薪窯などの窯の種類の一つに電気窯があります。
電気釜は他の窯に比べて比較的小型なので室内でも使えるのがメリット。
ちなみに銀粘土とは、銀が混ぜ込まれた粘土のことで、焼くと銀の成分が残ります。
造形がしやすく、手軽に指輪やペンダントを作ることができます。
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いろんな素材のものに使われるので、用途の幅は広いです。
家で使えるサイズの小型電気炉が販売されてる
電気炉は大きな設備だと思われがちですが、小型で価格が安いものもあります。
個人の家でも使えるぐらいの感じなので、ものづくが趣味や、販売をしていきたい人にはおすすめ。
本格的なものは30万円とかしますが、家庭用の小型のものの価格は5万円からあります。
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本格的にガラスなどを扱う時には家に電気炉が欲しくなります。
小型の電気炉がオススメな人
小型の電気炉は趣味や販売目的で、本格的なものづくりを始める人におすすめ。
今はミンネやイイテ、メルカリなどでハンドメイドを販売する人も増えてきました。
そこで電気炉を使ったアクセサリーの販売にも向いています。
七宝やガラスで作られているだけで、付加価値がつくので、他との差別化もしやすいです。
電気炉を使うと完成度もぐっと上がり、プロが作ったような作品も制作可能。
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電気炉があると制作の幅が広がります。
オススメの小型電気炉
個人の家でも使いやすいサイズと価格の電気炉のメーカーをまとめました。
また、電気炉の温度によって作れるものが決まってくるので、事前によく確認しておきましょう。
電気炉の温度の目安
・銀粘土 780~900度
・七宝 800~850度 (窯変する場合は900~1000度)
・陶芸 ~1250度
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電気炉は高価なので、楽天で購入がオススメです。
ポイントがかなりつくので、お得に買うことができます。
普通のメーカーからだと通常価格なので、損をするかもしれません。
アズワン 小型電気炉mini 5万円台
アズワンの電気炉。
外寸は180×200×210mmと卓上におけるかなりコンパクトなサイズ。
場所はあまりとらず、家庭でも簡単におけるサイズなのがうれしいポイント。。
炉内サイズは70×120×50mmで、七宝のブローチ、銀粘土の焼成に向いています。
陶芸には小さすぎるのと、温度不足で使用不可。
最高温度は900度。
価格は5万円台とかなりリーズナブル。電気炉の中ではほぼ最安価格です。
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趣味で始めたい人向けです!
外寸法 180×200×210mm
炉内寸法 70×120×50mm
温度 ~900度
銀粘土専門館 高性能電気炉 7万円台
こちらは銀粘土専門館の販売する電気炉です。
炉内サイズが平たく、より七宝や銀粘土のの焼成に適した形状になっています。
炉内寸法が90×140×60mmなので、大抵のものは焼成できるサイズ。
物販用にものづくりする人にはこのサイズがオススメ。
温度も1050度まで上がるので、余裕をもった焼成が可能です。
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一度に複数個焼成もできるサイズ感なので、たくさん作りたい人向け。
フリマサイトで物販も視野に入れるならこれがオススメ。
外寸法 190×260×320mm
炉内寸法 90×140×60mm
温度 ~1050度
アズワン 小型電気炉高温仕様 20万円台
アズワンのこの電気炉は高温仕様になっています。
そのため、ほかの小型の電気炉ではできないことも可能になってきます。
例えば、陶芸の本焼きも可能。
おちょこや小皿、箸置きぐらいのものを作ることができます。
また、七宝では窯変のガラスも取り扱えます。
高温仕様のため、価格は20万円と高め。
外寸法 210×275×300mm
炉内寸法 90×110×70mm
温度 ~1250度
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