リセーブル筆とは?特徴やおすすめのメーカーを紹介!

リセーブル筆とは?特徴やおすすめのメーカーを紹介!
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リセーブル筆を使おう!

絵を描くときの筆選びについて困ることはないですか?

筆といっても、毛の種類はさまざまで、イタチや猫、馬などそれぞれ特徴が変わります。

その特徴をしっておくと筆選びに失敗せずに絵も上達していくので、ぜひこの機会に知っておきましょう。

今回は筆の中でもリセーブル筆について簡単に特徴を解説していきます。

リセーブル筆とは?

リセーブル筆という言葉は聞きなれないかもしれません。

リセーブル筆とは、動物毛と化学繊維を混ぜ合わせた特殊合成繊維毛を使っている筆のこと。

動物の毛とナイロン筆の中間の筆と考えて大丈夫です。

混合させることで動物毛とナイロンのそれぞれの欠点をうまくカバーしたような筆となっており、

非常に使いやすい筆が多いです。

ちなみにリセーブルに対して、セーブル筆は動物毛のことを指します。

リセーブル筆の特徴

リセーブル筆の特徴は下記のとおりです。

全体的に目立った特徴は少なく、平均的な筆となっています。

・程よく水を含む

・コシがある

・価格が安いものも多く、比較的コスパが良い

・程よく水を含む

リセーブル筆はにナイロン筆と比べて程よく水を含みます。

ナイロン筆は水の含みが悪い筆ですが、混合毛になったおかげでそのメリットが改善されています。

リセーブルで使われる動物の毛の種類によっても変わり、特にリス毛を使ったものはよく水を含みます。

こざかい
こざかい

柔らかい風合いの絵を描きたいときには、水の含みは重要。

・コシがある

リセーブル筆はナイロン筆の特徴であるコシの強さを受け継いでおり、

割とコシがある筆になっています。

そのため、アクリル絵の具や油絵具のような粘り気のある絵の具にも耐えることができ、しっかりとキャンバスに絵の具を乗せることができます。

また、細密画用の筆でもコシの強さが生かされ、細かい部分を描くときに筆がピンと伸びるので、かなり描きやすいです。

混毛にイタチやコリンスキーの毛を使ったものは特にコシが強めです。

こざかい
こざかい

筆のタッチを生かしたいときはコシが強めな筆を選びましょう。

・価格が安いものも多く、比較的コスパが良い

リセーブル筆は筆の中では比較的価格が安いものが多いです。

もちろん高価なものもあるのですが、全体的に安く、コスパがいい筆となっています。

そのため、水彩画やアクリル画などで絵を描き始める初心者は、まずこのリセーブル筆を多くそろえるのがおすすめ。

価格が割と安めなのでたくさんそろえられます。

筆は消耗品のため、多めに持っておくといいです。

こざかい
こざかい

体感ですが、同じぐらいの品質であればリセーブルは動物毛よりも3割ほど安い感じです。

リセーブル筆はこんな時におすすめ

まとめると、リセーブル筆はこんな時におすすめです。

・初めて筆をそろえるとき

・水彩画や油絵を描くとき

・細密筆が欲しいとき

・使いやすい筆が欲しいとき

リセーブル筆は全体的に目立った欠点はなく、使いやすい筆です。

コスパもいいので、最初に筆をそろえるときはおすすめしています。

イタチや馬の毛も同じく使いやすいのですが、よりコシが欲しいときはリセーブル筆がいいかなという感じです。

また、細密筆に関してはリセーブル筆が一番使いやすいので、迷わずリセーブル筆にしましょう。

おすすめのメーカーはホルベイン

リセーブルの筆はいろんな画材メーカーから販売されていますが、

その中でもおすすめのメーカーはホルベインです。

ホルベインは画材メーカーの中でもトップクラスで有名で、日本の会社。

油絵からアクリル、水彩まで幅広く絵の具や筆を製造しています。

品質はどれも高く、迷ったらとりあえずホルベインにしておけば間違いありません

実際、僕もよくホルベインの筆を使っています。

ホルベインのリセーブル筆の中でもいくつかシリーズがありますが、おすすめなのはパラリセーブル350シリーズと、ブラックリセーブル、リセーブル2100です。

この3つは特徴が異なるので、用途に合わせて使い分けましょう。

・パラリセーブル350
→水彩用の筆。弾力があり、線を引くのに向いている

・ブラックリセーブル
→水彩用の筆。柔らかく、広く塗ったりにじませたりするときに向いてる

・リセーブル2100
→油彩・アクリル用の筆。コシがあり、粘りのある絵の具にも耐えられる

こざかい
こざかい

筆は見た目は似ているものが多いのでよく確認しましょう。

ホルベインのパラリセーブル 350

ホルベインのパラリセーブルはイタチ毛とリセーブル(特殊合成繊維毛)を組み合わせた筆です。

価格としては1本あたり1000円前後になります。

特徴はコシがあることと、毛先のまとまりの良さ。

比較的はっきりとしたエッジのきいた線を引くときに向いています。

イメージとしては書道用の筆に近い感じ。

筆一本で細かい場所から太い線まで幅広くかけるので、使い勝手はかなり良いです。

初めて水彩画を始める人はこのメーカーの筆で大中小をそろえるといいです。

ホルベインのブラックリセーブル

ホルベインのリセーブル筆のもう一つのシリーズとして

ブラックリセーブルがあります。

この筆はリス毛を使った合成繊維毛で、上記のパラリセーブルよりも柔らかい筆。

イメージとしては化粧用の刷毛に近い感じ。

線を描くよりも広い面積を塗ったり、大まかにぼかしや滲みを入れたりするのに向いています。

使いどころが異なるので、パラリセーブルと合わせてこちらの筆を購入しておくといいでしょう。

細い筆よりも大きめの筆のほうが使う機会は多いです。

ホルベインのリセーブル2100

リセーブル2100シリーズは油絵やアクリル画用の筆。

弾力があり、アクリル絵の具や油絵具のようなあまり薄めずに使う絵の具にもしっかりと耐えるほどのコシがあります。

毛先のまとまりもよいので、細かい描写もしやすくなっています。

普段ナイロン筆を使っているけど、もう少し水の含みがいいものが欲しくなった時にこの筆はとてもおすすめ。

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