今回は水彩画を描く人にオススメな本を3冊ほど紹介していきます。
実際、水彩画の本は書店に行くとたくさんありますが、どれがいいのか迷いますよね。
そこで、これから水彩画を始める人や、上達したい人にむけて分かりやすい本を探しました。
はじめてのやさしい水彩画
はじめてのやさしい水彩画は絵をはじめて描く人にオススメ。
かなりシンプルな絵なので、まだ絵を描くのが得意でない人にも楽しめる内容になっています。
ほかの水彩画の本は複雑な建物の絵や、水の表現など絵の基礎力が無い難しすぎるものが多いですよね。
それらの本ではちょっとハードルが高いかなと思う人にこの本は最適。
絵の雰囲気もあたたかみがあり、色の混色のしかたはかなり参考になる部分もおおいです。
絵はがきや、ちょっとしたイラストにも使えそうな絵を描くことができます。
絵を始める最初の1冊にオススメな本。

絵を描き始めるときに、形の取り方などのめんどくさい勉強はとりあえず置いといて、楽しく絵を描きたいときにオススメ。
水彩画プロの裏ワザ
この本は下書きの線を生かした水彩画の画風になっています。
水彩画を基礎からしっかりと学ぶ人にはとてもオススメ。
水彩画が水彩の淡い雰囲気が美しいので、ついその雰囲気に頼った絵になりがち。
ですが、この本は違います。
下書きにかなり時間をかけて描くようになっており、その段階で一つの絵になっています。
基本的に絵はどの制作過程の段階でも絵になっているのが良い絵と言われており、
もちろん水彩画も下書きの段階ですでに良い作品になるかが決まってきます。
本書籍は水彩画のテクニックはもとより、基本的なデッサンや形のとらえ方の大切さも教えてくれる良本。
ある程度水彩画が慣れた人にオススメ。

この本は風景がメインですが、この本で学ぶとほかの題材も楽に描けるようになります。
内容は少し絵が上達した人向けなので、絵の経験者にオススメ。
透明水彩レシピ4 光と影
このシリーズの本はいろんな水彩画家の作品が掲載されています。
画家それぞれの絵の個性や描き方の違いについて書かれているので、絵の雰囲気づくりの参考になる本。
上記で紹介した本とは対照的ですね。
一言に水彩画と言っても、作品を比較することで絵の画風の違いは意外とみつかります。
水彩画を描いていて、もっと自分なりの絵を探したい!とか、自分のイメージにあった絵を描きたい!と思っている人にはぜひ読んでほしいです。
この本はシリーズものになっており、テーマが水、光、樹木などがあります。
水彩画をある程度慣れた人向けの本です。

自分らしい絵を描くことは絵を描くときの醍醐味!
自分に合った風合いを探していきましょう。
おまけ 鉛筆ドローイングレッスン
鉛筆ドローイングレッスンのこの本は水彩画の本ではありませんが、おすすめなのでここで紹介しておきます。
水彩画は水彩絵の具で描くよりも、その前の鉛筆での下書きが重要です。
下書きの良し悪しで絵の完成度がほぼ決まるといっても過言ではありません。
そのため、その下書きを上達させるためにこのドローイングの本は役立ちます。

水彩画は本当に下書きが重要です。
絵を描きなれた人ほど下書きをていねいに時間をかけます。
また、形をとらえるのが苦手な人はクロッキーをする習慣をつけるといいです。
クロッキーのやり方についてはこちらの記事で解説しています。
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