デッサンの本のおすすめについて紹介します。
今回はデッサンの上達におすすめな本をいくつか紹介させていただきます。
デッサンをこれから始めたい人や、美大受験生にはぜひ参考にしてほしいです。
鉛筆デッサン基本の「き」
定番のデッサンの描き方の本です。
デッサンの本はいくつかありますが、この本が一番わかりやすいので紹介しました。
形の取り方から、明暗の付け方までは割とわかりやすいかなと思います。
これからデッサンを描くときは一通り読んでおくと流れがわかるはず。
使い方としては、この本の中の手本を一度そっくりに模写してみて、その後に実際に同じモチーフを揃えて実物を見ながら描いてみるのがおすすめ。
完成したらそれを本の手本と見比べて良し悪しを見比べてみましょう。
デッサンは人によって描き方が様々です。
この本を基本として、自分に合った描き方の本を探すのも大切。
世界の素描 1000の偉業
巨匠画家の素描集です。偉人から学ぶことも結構重要。
主に浪人生におすすめです。
画家によって何を大事にしているかが違い、描き方も大きく変わっているので参考になります。
量感を大事にしていたり、形の正確さ、印象などなど。
その画家の実際の作品の感じがそのまま素描に表れています。
油絵科や彫刻科の人にはぜひ読んでほしい本。
こちらも実際に模写をしてみるのもとても練習になります。
あのピカソも中学生ぐらいの歳のころからずっと模写をし続けていました。
上記の1000の偉業の本は価格が高いので、少し値段を抑えたい人は下記の本でもいいと思います。
スケッチ感覚でパースが描ける本
この本は基本的なパースの考え方がわかる本です。
工業製品を描くときには助けになります。
工業製品は見たままだけでは形を正確にとることはほぼ無理で、パースの考え方を頭に入れる必要があります。
デザイン系の学科を受験する場合には特にこの形の正確さがシビアなので、しっかりと頭に入れておきましょう。
知識としてパース関係は必須です。
苦手な人も多いですが、頑張って覚えて使えるようになりましょう。
解剖学関係の本
美術解剖学もデッサンでは必要です。
タマビのグラフィックでは手のデッサンがよく出ますし、藝大の石膏像、油絵科の人体など、受験では人体をモチーフとした課題がよくでます。
人体は構造を知らないと表現できない部分も多く、逆によく知っておけば説得力のあるデッサンを描くことが可能になります。
スケッチで学ぶ美術解剖学
解剖学の本としては割とわかりやすいのがこのスケッチで学ぶ美術解剖。
絵を描く人のための解剖学の本になっています。
体のポーズによる筋肉や骨の動きがわかりやすいので、参考になる部分は多いです。
アーティストのための人体解剖学ビジュアルリファレンス
これは少し変わった解剖学の本です。
実際のモデルを使った写真から、スケッチや面取りなどの見え方のパターンを変えて説明がされています。
筋肉や骨の構造から、塊のとらえ方までわかるのでかなり実用的。
このタイプの本は日本ではまず見かけないので持っておくといいです。
この本を見たとき、こんな本あるんだ、、!って思ってしまいました。
僕が受験生のころに読みたかった本です。
かなりわかりやすいですよね。
石膏デッサンとかでも役に立ちそう、、!
受験以降もずっと持っておきたい参考書です。
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