アーティスト・作家があいやすいSNSでの詐欺の例まとめ

アーティスト・作家があいやすいSNSでの詐欺の例まとめ作家向けSNS運用
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SNSでアーティストへの詐欺が増えている

作家活動をしていくうえでSNSに作品を投稿したり、展示会に出すしたりする機会がありますが、その露出が増えるほど詐欺みたいな誘いも増えてきます。

僕も結構経験があるので、具体的にどんなものがあるのか、対策方法を簡単に紹介します。

この記事を読んで、お金を無駄にすることの無いように一緒に気を付けていきましょう

こざかい
こざかい

作家はマジでお金がないのですが、それなのに狙って詐欺に近いことを連絡してくる場合が多いです。

有料展示の誘い

有料展示の誘いはおそらく最も頻度が多いと思います。

これめちゃくちゃ多いですね。

例えば、

”○○ギャラリーのものです。

○○展示やInstagramで作品を拝見し、ぜひうちのギャラリーで展示を行うのはいかがでしょうか。

費用は1週間で○○万円です。”

ざっくりこのような感じの文章が送られてくることがあります。

有料の展示のすべてが詐欺とは言えませんが、詐欺とは言えなくてもそれに近いものもあります。(特に海外の場合。)

相手からすれば、例えばギャラリーを自分で持っていて、レンタルで収益を出そうと考えていろんなアーティストにDMを送りまくるわけです。

つまりギャラリーは作品が売れなくても展示費用をもらっているので全く痛くないんです

なので作品が売れなくても良いと考えているわけですね。

そのため、アーティストとしては作品が売れなくても良いと思っているようなギャラリーであえて展示する意義は少ないですね。

たとえ自分でレンタルギャラリーで展示するにしても、少なくとも立地やギャラリーの雰囲気、集客力などを見て自分で決めた方が賢明です。

逆に、作品をしっかり売ろうと考えているギャラリーは展示費用は請求せず、販売手数料が条件のことがほとんどです。(いわゆる企画展示ですね)

大抵、50%の手数料ですが、作品を売ってくれる気持ちがあるので、その場合は展示を検討していきたいです。

こざかい
こざかい

レンタルギャラリーももちろん展示の価値はあります。

ですが、DMで連絡がきたところよりも、自分で探した方がより良い場合が多くなると思います。

追記 特に海外の展示の場合は注意が必要です。

海外の場合はアーティストが実際に足を運べないことが多いので、作品が展示すらされていなかったなんてこともありますし、

実際に僕に来たメールを公開します

このような感じで連絡が来ます↓

小堺勝 様

こんにちは。
○○のキュレーターの○○と申します。

当ギャラリーのシリーズ展示企画として行われております○○のオファーをさせていただきたくご連絡差し上げました。

このご案内は作家サイトや資料等を拝見し、個別にアプローチいたして おります。
以前にもご案内をさせていただいております方は、新たな会期でのご案内となり
ます。

下記に概要を記載させていただきますので、何卒、ご理解の上、ご検討いただけれ
ば幸いです。

~~中略~~~

————————————————————————————
◆○○:企画概要
————————————————————————————
【展覧会名】
○○

【会期】※日曜・祝祭日・月曜休廊 
・2023年11月14日(火)~ 11月18日(土)まで

【参加費】
1名/39,000円

【企画コンセプト】
実績とキャリアの認められるアーティスト・クリエイター、ギャラリーよりオファ
ーのあった作家。作品のほか、業務実績等においては各種コンペや公募展入選、仕
事歴などを参考に選考しております。
作家のコーディネートはギャラリーにて行います。

一般的なグループ展、あるいは、同ジャンルの作品を組み合わせた企画グループ展
等に見られる展示とは異なるものです。
多様な分野のクリエイターを組み合わせ、五感に響く斬新なグループショウを開催
することができれば何よりです。

ジャンルや作品タイプが基準ではなく、何を発信したいのか、どう見せて行きたい
のか、が明確であることを求めます。

お互いの作品が相反する形で触発しあうこともあれば、統一感や一体感が自然と生
まれる場合もあり、その会期のみに見られる緊張感のあるグループショウです。

【参加資格】
ギャラリーよりご案内をさせていただいたアーティスト・クリエイター(活動地域
は不問)。若手・現役世代からベテラン世代の方まで、前向きな姿勢で活動されて
いる方を選出の対象とさせていただきます。

こざかい
こざかい

もちろんすべてが詐欺ということではありませんが、大抵の場合は無意味に終わってしまうことがほとんどなので慎重になりましょう。

ギャラリーでの展示の誘いは自分とギャラリーにどのようなメリットがあるのか、を考えてみ迷う

NFT化への誘い

最近では”あなたの作品が素敵ですね。私が購入するのであなたの作品をNFT化しませんか?”みたいな誘いが増えています。

この誘いは販売手数料等と称してお金を取られることが多いです。

作品をNFT化するために○○円送ってほしいや、ペイパル(お金の送受信につかうサービス)でビジネスアカウントでないとお金の送受信ができないので、一度お金を送ってほしいなどなど。

先にこちらに何かしらの手段でお金を送信することを要求してきます。

作品の宣伝の誘い

○○円で作品のPRをするというのもよく連絡が来ますね

Instagramで作品のPRをするから1投稿○○円でやるよ!みたいなことです。

1回3000円ほどだったので僕は過去に1度行ったことがありますが、経験上あまり意味はなかったです。

こざかい
こざかい

Instagramで作品の写真を投稿すると結構コメントでこれが付きますよね、、

BOTなのでたちが悪く、見栄えも悪くなるのでかなり邪魔

対策方法など

ここからは簡単に対策方法をまとめていきます。

あくまで参考程度に見てくれるとうれしいです。

・連絡が来ても冷静でいること

作品の展示の誘いや、購入希望などの連絡が来ても、過度に期待せずに冷静でいることが大切です。

作家になりたてだと連絡がきたときに気持ちが舞い上がってしまい、このような誘いに簡単に乗ってしまうかと思います。

このような方を狙ってあえて経験の少ない人に連絡している場合が多いので、気をつけましょう

・まずはエゴサーチをする

一番の対策方法はエゴサーチです。

相手のアカウント名、ギャラリー名などをまずはネットで調べましょう。

大抵相手は不特定多数に手当たり次第にDMしていることが多いので、エゴサをすると検索で出てくることが多いです。

そこで悪いことが書かれているところはやめておいた方がいいです。

もしまともな方であれば、誘いのDMはしっかり相手を選んで送っているはずなので、エゴサで出てくることは無いことが多いと思います。

・相手のSNSアカウントのフォロワー数は当てにならない

相手のアカウントを確認した時に、フォロワーが多いから信用があるとは思わない方がいいです。

これはインスタなどではフォロワーは簡単に買えて水増しできるため。

むしろ見るべきは投稿のほうで、相手が個人の場合はキラキラとしたお金持ちっぽい・美男美女ではなく、ごく普通の一般人の投稿になっているかなどですね。

キラキラとしたお金持ちっぽい・美男美女の投稿が多いアカウントは結婚詐欺などの場合が多いので注意。

・金銭のやり取りは慎重に

金銭の要求があった場合は注意ですね。

基本的にこちらからお金を送るのは詐欺である場合がほとんどなので。

SNSのやり取りで最初は信頼させてから後で請求してくることもあるので、気をつけましょう。

・他のSNSへの誘導には注意

他のSNSへの誘導があった場合も注意した方がいいです。

誘導しようとしてくる理由はそのSNSの規約違反を避けるため。

アカウントの凍結を避けるため、アカウントがバンされないLINEなどに誘導してくることが多いですね。

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