樹脂粘土とは?特徴やオススメのメーカーを紹介!

樹脂粘土とは?特徴やオススメのメーカーを紹介!粘土
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今回は樹脂粘土についてオススメを紹介していきます。

樹脂粘土とは?

樹脂粘土とは、樹脂(木工用ボンドと同じ、酢酸ビニル樹脂エマルジョン)が主な原料で作られた粘土のこと。

広い意味ではオーブン粘土も含みますが、正確にはこちらは含まれていません。

石粉粘土や紙粘土とは大きく異なった性質を持っているのでそれについて解説していきます。

樹脂粘土の特徴

樹脂粘土の特徴は下記の通り

・水に強い
・作っている最中に周りが汚れにくい
・硬化後の切削は不可
・ミニチュア、アクセサリー制作にオススメ
・薄く延ばしやすい

樹脂粘土は硬化するとかなり安定する粘土

樹脂粘土は水に強い粘土です。

硬化後は紙粘土や石粉粘土のように水分がしみこむことはありません。

また、樹脂なので硬化後の加工は苦手粘土です。

紙やすりで磨いたり、彫刻刀で削ったりはほぼできないので注意しましょう。

形を整える場合は硬化する前にすべて仕上げる必要があります。

これらの特徴から、樹脂粘土の硬化後はかなり安定した粘土といえます。

樹脂粘土の用途

樹脂粘土の用途としては、ミニチュアやアクセサリーの制作によく使われます

硬化後の加工ができない分、比較的小さいものを作るのに向いています。

樹脂粘土自体はかなり硬く、柔軟性もあるので、アクセサリーのような使うものを作るのにオススメ。

石粉粘土よりも耐久性はぐっと高くなります。

特に薄く延ばすような造形をしても割れにくかったりするので、人形の服のひだの表現をするのにもよく使われています。

こざかい
こざかい

粘土自体に透明感があるので、絵の具を練りこんだ時の発色も結構いいです。

基本のおすすめの樹脂粘土3選

基本のおすすめの粘土は主に3つ。

日清アソシエイツのグレイスとコスモス、パジコのモデナです。

主な使い分けとしては、このように使い分けるのがオススメ。

・つやを出したいとき→グレイス

・つやを出したくないとき→コスモス

・アクセサリーを作るとき→モデナ

樹脂粘土はぱっと見の見た目は違いが判りませんが、固まった時にその違いはよく分かります。

グレイス

グレイスは硬化後にかなりがっちりと固まる粘土です。

そのため、精度の必要なミニチュアの制作によく使われている粘土。

表面がかなりつるつるとした質感になり、ニスっぽい感じのつやが出ます。

そのため、ミニチュア制作の中でも、飴やチョコレート、果物などに向いています。

メーカーは日清アソシエイツ

コスモス

コスモスはグレイスと同じ日清アソシエイツのメーカーの樹脂粘土です。

グレイスとの違いは、コスモスは硬化時に柔軟性がでることと、表面がマットな質感になることです。

そのため、マットな質感を生かしたミニチュアの制作に向いています。

例えば、クッキーやコンクリートなどのガサガサとしたものなど。

グレイスとは質感が大きく異なるので、ミニチュア制作の時に使い分けましょう。

モデナ

粘土にかなり柔軟性があり、硬化後に曲げたりもできるほどの粘土。

そのため耐久性があるので指輪やピアスなどのアクセサリーの制作に向いています。

特に指輪は指のサイズ合わせに柔軟性も出るのでオススメ。

硬化後の粘土はなめらかなつるつるとした質感になります。

硬化するときにやや半透明な感じがするのが特徴的。

そのため、中に絵の具を練りこんで半透明さを生かした表現をするときに向いています。

特にデメリットもなく、扱いやすい粘土です。

変わり種の樹脂粘土

樹脂粘土の中には変わった特徴を持つものもいくつか存在します。

今回はその粘土も一緒に紹介します。

蓄光樹脂粘土

蓄光樹脂粘土は暗闇で光る粘土です。

光を吸収して、暗闇でぼんやりと光ります。

使う機会は限られますが、うまく使うと面白い作品が作れます。

例えば、光るキノコを作れたり、月や星を作れたりなど。

工夫次第で面白くなりますね。

すけるくん

すけるくんは透明になる樹脂粘土です。

専用のコーティング剤を使うことでかなり透明感が出ます。

コート剤を使わないとあまり透明感が出ないので忘れずに購入しましょう!

参考になる本

こちらの本では実際に樹脂粘土をメインに使ったアクセサリーやミニチュアの作り方が解説されています。

樹脂粘土はテクニックさえ覚えればぐっと表現の可能性を秘めた粘土です。

リアルなパンやお菓子なども簡単に作れるようになります。

ぜひ参考にしてみてください!

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