今回はレジンの気泡の抜き方です。
僕はよくレジンでオブジェを作るので、気泡抜きには苦労しました。
その時に試した具体的な方法を紹介していきます。
レジンには必ず気泡が入ります
レジンにはよく気泡が入りますよね
どんなに丁寧に扱っても小さな泡が底や表面に出てきます。
当然、そのまま放置してしまうと気泡の入ったままの作品ができてしまいます。
作品の完成度を上げるにはしっかりと気泡を抜いておきたいところ。
気泡が綺麗に抜けているだけで見違えるほど、プロが作ったような作品になります。
ぜひこの機会に気泡の抜き方をマスターしましょう!
気泡が綺麗に抜けていれば、
お店で売っているような綺麗な作品が作れるようになります!
レジンの気泡を抜く方法
レジンを抜く方法は下記の4つ。
温める←いちばんオススメ
つつく←応急処置として
振動を与える←大きめの作品の時に
真空脱泡機にかける←工業製品の場合
おすすめは温める方法です。
真空脱法機にかけるのが1番綺麗にできますが、これはお金に余裕のある人は試してみてください。
レジン液はメーカーによって気泡抜けの良さはまちまちです。
粘度の高いものほど抜けにくい傾向がありますね。
方法1 温める
温める方法は家庭でできる中で手軽かつ綺麗にできる方法。
温度が上がるようにすればOKです。
風を当てすぎるとレジンが溢れるので注意。
なので注型前に行うといいと思います。
より強力に温めるにはヒートガンを使います。
厚みのある作品の場合はヒートガンがオススメ。
ドライヤーよりも弱い風で高温なので、気泡がかなり抜けやすくなります。
ヒートガンも2〜3000円ほどで買えるので今後レジンを続ける人は購入してみましょう。
僕は下のヒートガンをつかっています。
ヒートガンの方がしっかり抜けるのと、ドライヤーだと風でレジンが溢れそうになるためです。
こんな時におすすめ
・手軽かつ綺麗に気泡を抜きたい時
方法2 つつく
つつくと一応気泡は抜くことができます。
爪楊枝やまち針でつつきます。
シリコン型を使っているときは型を傷つけないように注意しましょう。
つついて抜けるのはある程度まで。
できるならヒートガンで温める方法が良いです。
温められない時の応急処置ですね。
どうしても小さな気泡が残ります。
こんな時におすすめ
・どうしても温められない時
方法3 振動を与える
これは大きな作品を作るときの方法。
机の上で注型をして、机を木槌などで叩いて振動を与えます。
振動を与えていると、少しずつ気泡が浮き上がってきます。
ちなみにヒートガンで温めながら振動を与えると、レジンが水っぽく粘度が下がり、より抜けやすくなります。
大きめの作品を作るときはこの方法である程度気泡が取れます。
こんな時におすすめ
・大きい作品を作る時
方法4 真空脱泡機にかかる
本格的にレジンを行うなら真空脱泡機にかけてしまう方法があります。
これは今回の方法の中で1番効果的な方法。
容器中を真空にすることで、空気の気泡が抜けていきます。
これはレジンを型に流して作品を作る時に効果的です。
特に両面型を使った立体物の場合、なかなか温めて気泡を抜くことができません。
これからレジン作品を販売していきたい人は、作品のクオリティが上がってよく売れるためにも購入したいですね
最近は小型のものが出てきました。
2万円で購入できるものもあるので検討してみてください。
こんな時におすすめ
・本格的に作品を作る時
・とにかく綺麗に気泡を抜きたい時
コメント