今回はレジンのコーティングについて解説していきます。
作ったレジン作品の完成度を高めるためにも必須なので、持っておくのがオススメ。
コーティング・トップコートの4つのメリット
コーティングをするメリットは主に下記の4つ。
目的によって使うコーティングの種類は変わるので、それについは最後に紹介します。
・細かい傷を消せる
・傷を防止できる
・レジンのべたつきを消せる
・紫外線をカットできる
細かい傷を消せる
表面にコーティングをすると、すでにレジンに付いている細かい傷をふさぎ、キレイにすることができます。
役立つ場面としては、シリコン型で作品をかたどった時です。
例えば星の雫レジンのような収縮率の高いレジンを使っている場合、表面に薄くしわが寄るケースがあります。
その時にこのコーティング液を使うとその凹凸を緩和できます。
また、レジンにありがちな気泡の跡も埋めて消すことも可能
傷を防止できる
コーティングによって表面が硬くなり、傷を防止できるものがあります。
レジンは柔らかい物だと細かい傷がつきやすく、特に身につけるアクセサリーなどはだんだんと傷で曇ってきます。
なので、表面に硬いレジンを塗ることで傷がつきにくくすることが可能。
また、すでについている細か置い傷も消すことができます。
レジンは触っているうちに細かい傷がつくので、コーティングをすることでメンテナンスにもなります。
・レジンのべたつきを消せる
レジンは表面にコーティング用のレジンを上塗りすることで、べたつきをなくすことができます。
レジン自体の劣化や、硬化の失敗によって残ったべたつきのうえから塗ることで、それを覆ってべたつきをけせます。
レジンは慣れないとどうしてもべたつきが残ったりすることが多々ありますが、
失敗すると悲しいですよね。
そのため、万が一べたつきが残っても大丈夫なようにコーティングを持っておいた方が良いです。
べたつきが起きたときの対処法はこちら↓
紫外線をカットできる
レジンのコーティングによっては紫外線をカットできるものがあります。
レジンは製品によって紫外線に弱いものがほとんど。
太陽光や蛍光灯などの紫外線を浴び続けるとだんだん黄ばんできます。
それを予防するためには紫外線カットをする必要があります。
市販のレジンの8割以上が紫外線で劣化します。
黄変しないレジンについては下記の記事で紹介しています
おすすめのレジンのコーティング剤
僕のおすすめするコーティングは2つです。
この2つは用途が異なりますが、併用も可能。
そのため、両方とも持っておくことをオススメしています。
・KIYOHARA Resin Lab レジンラボ LED コーティング液
→傷やべたつきをなくすならこれ
・Mr.クリアーコーティング 光沢 (UVカット
→紫外線をカットするならこれ
KIYOHARA Resin Lab レジンラボ LED コーティング液
この場合の代表的なコーティング液はKIYOHARAのコーティング液です。
このメーカーは数あるトップコートの中でも塗りやすく、仕上がりがきれいです。
マニキュアのようなブラシタイプになっており、作品の表面に薄く塗って紫外線に当てればOK。
Mr.クリアーコーティング 光沢 (UVカット
代表的な商品が下記のようなもの
表面に薄く塗布すると紫外線による黄変を守ってくれます。
先に紹介したKIYOHARA Resin Lab レジンラボ LED コーティング液との併用も可能です。
その場合はMr.クリアーコーティングは一番最後に使います。
作ったレジン作品を長く持たせたい人は仕上げに必ず使っておきましょう。
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