今回は美大受験の紙立体に必要な道具を解説していきます。
これから美大受験を目指す人は是非参考にしてみてください。
紙立体に必要な画材と道具
紙立体に必要な画材と道具は下記のとおりです。
実際に僕が使っていたものをベースに選んでみました!
・ケント紙
・カッター
・デザインカッター
・定規
・コンパス、分度器
・すちのり(接着剤)
・接着剤除去ラバー
・B3パネル
・水張りの道具
・ケント紙
紙立体で使う紙はケント紙です。
ケント紙は紙の目に凹凸が全くなく、つるつるとした表面が特徴。
アクリル絵の具でべた面の着彩をするときにも相性のいい紙です。
ケント紙は画材店に行くとおいてありますが、基本的にばら売りが多いです。
なのでまとめて買う場合はネットのほうが安く済みます。
紙立体で使うケント紙はたくさん使えた方がいいので、ネットでまとめて購入するのがおすすめ。
100枚単位で買えるので、失敗を気にせずに試行錯誤できます。
・カッター
紙立体で使うカッターはできるだけ切れ味のいいプロ向けのものを使いましょう。
カッターは人によっては数回紙を切ったらすぐに刃を折る人もいるほど。
切れ味の良さ=作品の完成度になるので専用のカッターを購入しましょう。
僕のおすすめは建築業者用のカッターの黒刃のもの。
かなり切れ味が良く、スチレンボードなども断面がきれいに切ることができます。
紙立体の場合はとにかく切れ味のいいものを選びましょう!
下記のカッターは黒刃のカッターでかなり切れ味が良いのでおすすめ。
刃の角度が30度なので、曲線も切りやすくなっています。
カッターの刃もまとめて購入しておきましょう。
・デザインカッター
デザインカッターは細かい部分を切るときに使います。
ペン状になっており、ペン先にのみ刃を取り付けます。
デザインカッターを選ぶときは必ず30度の刃のものを選びましょう。
デザインカッターは切り絵にもよく使われますね
・定規
定規はカッターを使う用に片面に金属がついているものがおすすめ。
また、方眼が中に書いてあるものが使い勝手が良いです。
・コンパス、分度器
コンパスと分度器は何でも大丈夫ですが、デザイン科を受ける場合は平面構成で溝引きを行うことも多いので、烏口付のコンパスを買うのがおすすめ
また、最大直径を延ばすことのできるコンパスを選びましょう。
下記のコンパスは足を折り曲げることでかなり大きな円を描くことも可能です!
・すちのり(接着剤)
すちのりは紙立体でよく使う接着剤です。
発泡スチロール用の接着剤ですが、紙もしっかりとくっつくことができます。
色は完全な透明なので、多少はみ出しても汚れて見えにくいですね。
たくさんつけると乾燥に時間がかかるので、量は少なめにして接着するのがポイント
・接着剤除去ラバー
接着剤除去ラバーは誤って接着剤がはみ出してしまったときに使います。
これで消しゴムのようにこするだけで接着剤が落ちます。
持っておくと割と役に立つので買っておきましょう。
・B3パネル
紙立体はパネルの上に作品を作ります。
なので、パネルは必ず必要になります。
サイズはB3サイズが試験で使われることが多いですね。
・水張りの道具
水張りの道具もそろえておきましょう。
水張りには水張りテープと刷毛が必要。
デッサンでも使うので受験では必須で、予備校だけでなく家で使う用に自分で持っておくといいです。
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どうしても美大に受かりたい!って思っている人はぜひ参考にしてみてください。
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