立体構成におすすめな参考書、本を紹介します!
今回は美大受験の立体構成におすすめな本について紹介していきます。
どれもネットで購入が可能なのでぜひ参考にしてみてください。
平面構成に比べると参考書は少なめで、探すのが大変ですよね。
芸大・美大受験案内
芸大・美大受験案内は美術大学の入試の情報がまとめられた雑誌です。
美大受験には必須の本で、必ずお世話になります。
この本は美大の入試情報から、過去の参考作品まで幅広く掲載されています。
立体造形の課題も掲載されているので、どんな作品が合格しているのか確認してみましょう。
芸大・美大受験案内は毎年出版されていますが、美大の実技入試の傾向はあまり変わらないので、数年分持っておくと良いです。
どの年の参考作品も参考になります。
最新版は画材店に行くとおいてあるので、ぜひチェックしてみましょう。
また、これと似たような雑誌で別冊アトリエもおすすめ。
復刻版 彫塑: 制作と技法の実際
これは主に彫刻科向けの本になっています。
粘土の造形から石膏のかたどりまで掲載されている本。
すべてが美大の実技入試に役立つわけではありませんが、彫刻科は美大に入ると石膏取りも授業内で行うので、持っておくと便利。
粘土の造形の本はかなり少ないです。
本で探すよりもyoutubeで勉強した方がいいかもしれません。
Siteless: 1001 Building Forms
この本は建築家のための立体パターン集です。
掲載数がかなり多く1000パターンほどあり、造形のヒントになります。
これは僕の予備校の先生(東京藝大のデザイン科に合格した方)からおすすめされて買った本。
特にデザイン科の課題では作るものの自由度が高く、これに掲載されているパターンを見ながら課題をこなすと自分の造形の引き出しがかなり増えます。
人によっては自分の力で考えた方がいいと思う人もいると思いますが、使えるものは使った方がいいです。
自分でオリジナルの造形のパターン集を作るのもありですね。
決められた図形(立方体や円柱など)でいくつも構成違いのパターンを描いていくと自分の引き出しが増えます。
〈折り〉の設計 – ファッション、建築、デザインのためのプリーツテクニック
この本は紙立体のためのパターン集です。
受けたい美大の実技に紙立体がある人は必須級の本。
プリーツとは、紙を折って作ることのできる造形のことで、この本の内容を暗記しておくと受験では大きな武器になります。
プリーツは自分で美しい造形を0から考えるのはかなり骨が折れるので、このような参考書を持っておくことは大切。
これを持っているかどうかでほかの受験生と差がつきます。
曲線折り紙デザイン
この本も上記の本と同様に紙立体ではかなり参考になる本です。
こちらは曲線折から作れる造形のパターンが解説されています。
受験では曲線折りはよく使うことになるのですが、紙の曲線折を解説した本はかなり少ないので、ぜひ持っておきたいところ。
曲線折は自分のイメージ通りのものを作る難易度が高め。
そのため、これをうまく使いこなせれば受験では大きな武器になります。
他のおすすめの本についてはこちらで紹介しています。
コメント