美大生は就職できる?主な就職先は?

美大生は就職できる?主な就職先は?就職・進路
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美大生の就職についてまとめました!

今回は美大生の就職について簡単にまとめていきます。

就職率から、主な就職先まで解説。

今美大生の人や、これから美大を受けよう!と思っている人には参考になる記事になっています。

美大生の就職率

就職率は年にもよりますが、東京の5美大(タマビ、ムサビなど)では大体78~85%ほど。

これは作家希望者は除く、就職希望者に対しての就職者の割合です。

早稲田とかだと就職率が95%だったりするので、比較するとやや低い感じですね。

急いで就職するよりも、ゆっくり自分に合ったところを探したいという人もいるので、やや低いのかもしれません。

こざかい
こざかい

美大生だから就職できないということではなく、割とマイペースな人が多いのでこのようなデータになっています。

ここからは具体的な就職先を紹介しながら簡単に解説していきます。

玩具・ゲーム・キャラクター関係

日本画や油絵科の人に多いのがこの分野。

ゲームのCGやキャラクター、背景のデザインに重宝されます。

僕の周りの友人もゲーム会社に就職した人は多く、ポートフォリオを見たことがあります。

美大生の中には中学生や高校生の頃に漫画やアニメのイラストをよく描いている人がいますが、

そのような人だとキャラクターの制作は強いですね。

この分野に進む場合には専用のポートフォリオが必要な場合が多く、アナログで絵を描くだけではなく、illustratorやPhotoshopも使いこなす必要があります。

とはいえファイン系の学科では大学の授業内でパソコンを使うこと自体かなり稀なので、独学しなくてはいけません。

主な就職先

インテリジェントシステムズ/ウィッチクラフト/カプコン/カミオジャパン/グッド・フィール/グランゼーラ/コナミグループ/サンエックス/ブシロード/プラチナゲームズ/マークス/メテオライズ

インターネット・携帯コンテンツ

この業界はアプリ開発やWEBデザイン、システム開発などです。

これらの分野ではデザインが関わってくるので、以外と美大出身者が多いのが特徴。

グラフィック系の学科を中心に入る人が多い分野。

専門的な分野ですが、ポートフォリオを求められることは少ないので学生のうちからコンテンツに触れる必要はありません。

ですが、WEBデザインや簡単なアプリ開発は独学でもある程度可能なので、自分で触れてみるのがおすすめ。

主な就職先

アイスペック・ビジネスブレイン/アソビモ/アドウェイズ/ORSO/Gizumo/キャラバンズ/サイバーエージェント/サイバーステップ/シーエーモバイル/ジーニアス/シグマクレスト/Scoville/セガゲームス/ディライトワークス/テセラ・テクノロジー/トランスコスモス/MUGENUP/ユナイテッド/夢テクノロジー/リーピー/ルクレ

こざかい
こざかい

プログラミングは在学中でも月額数千円で学べます。

早めに触っておくと就職しやすくなるので、時間のあるうちに試してみましょう。

自分の適性もわかります。

アニメーション・映像

アニメや映画、テレビ関係や、動画編集がこれに当たります。

主に映像学科や絵画系の人が進むことが多いですね。

テレビだと、大道具制作には美大生が多い印象です。

最近はYoutubeによる動画の需要が高くなっているので、将来性を考えて進路を決める必要がある分野。

主な就職先

アートチーム・コンボイ/アトリエPlatz/イマジカデジタルスケープ/オトナリウム/グラフィニカ/サンライズ/ジェー・シー・スタッフ/じゃっく/十文字/タツノコプロ/ディオメディア/テレコムスタッフ/中村プロダクション/V-sign/マッドハウス/モリバ

こざかい
こざかい

もし映像学科以外の人で、どうしても映像系の会社に就職したければ下記のようなスクールを利用するのも一つの方法です。

テレビ・舞台美術制作

テレビだと、大道具制作には美大生が多い印象です。

最近はYoutubeによる動画の需要が高くなっているので、将来性を考えて進路を決める必要がある分野。

こざかい
こざかい

僕の友達に舞台美術の衣装制作に就職した人がいましたが、地方に巡業したりと忙しそうでした。

なかなかハードな業界です。

Mテック/エンブレム/クラフト/ケンシアート/シミズオクト/スタジオ三十三/東宝舞台/俳優座劇場/金井大道具/角川大映スタジオ など

出版・印刷

出版や印刷も美大生の多い分野です。

色を扱う分野なので、色の校正ができる美大生が活躍できます。

僕の友人の油絵科の人も印刷業界に就職しました。

こざかい
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割と安定感のある就職先です。

雑誌編集はハードですが、造幣局や大手印刷会社だと安定しています。

主な就職先の例

アイケイワイ/関東図書/佼成出版社/TLP/フォレスト毎日新聞社/三省堂書店/中央社/アート印刷/協永堂印刷/高陽美術印刷/水上印刷/東京オフ印刷/東京紙器/イニュニック/帆風/電通クリエーティブX/電通オンデマンドグラフィック/大網/日本経済社/共栄メディア/グリーンキャメル/ニトロプラス/ブックオフグループホールディングス など

広告

広告は美大生には人気の分野です。

博報堂と電通がトップで人気。

この2つに就職が決まるとみんなうらやましがりますね。

博報堂や電通レベルだとなかなかハードな業界ですが、給料もかなり良いです。

こざかい
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一応僕の友達にも電通に就職した人がいましたが、あまりにも長時間な労働に2年ほどで辞めた友人がいます。

就職が決まった当時はみんなからうらやましがられいましたが、やめたときはお疲れ様、頑張ったね、、、という感じでした。

ですが今は独立して個人事業主として頑張っています。

アクア/画描屋/博報堂プロダクツ/ブランドクリエイト/電通クリエーティブX など

繊維・アパレル・ジュエリー

美大生ではアパレル・ジュエリー関係ではデザイナーになる人が多い分野。

最初は店員から初めて、2~3年後にデザイナーになる人が多いです。

こざかい
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ブランドの価格帯によっても大きく仕事内容が変わる分野ですね。

イトキン/グロッセ・ジャパン/ケイ・ウノ/ダイドーフォワード/ナルミヤ・インターナショナル/福田織物/ヨシモト工房/ローラデックス/イッセイミヤケ土屋鞄製造所/ビジョナリーホールディングス など

住宅・インテリア・ディスプレイ

住宅や店舗のインテリアもデザインが関わるので美大生に多い分野です。

壁やフローリングの色、家具選びなど種類も多いので専門的な知識が必要になります。

この分野は美大では建築や木工、空間デザイン科の人が多く進む分野。

ディスプレイはいわゆる造形屋のことです。

よく銀座などにある大型商業施設の1階には大きなディスプレイがありますが、それを作っているのがディスプレイ屋です。

デザインだけでなく、造形物も自分で作る必要があります。

彫刻科や空間デザインの人が進むことが多いです。

僕はアルバイトで数回お手伝いしたことはありました。

アウトソーシングテクノロジー/キワ・エンジニアリング/日総工産/日本マニュファクチャリングサービス/パールマネキン/マリ・アート/UTコンストラクション(UTグループ)/ランゲート/総研ホールディングス/イリア/平成建設/中島左官/水工房 など

その他製造業

その他の製造業では、プロダクト全般が当てはまります。

この世にある商品はすべてデザインされたものなので、その分だけデザインする人がいます。

製品からそのパッケージ、商品開発まで美大生が力になれる分野は多いですね。

カーデザインや画材メーカーも人気。

こざかい
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武蔵野美術大学だとカーデザインの研究室があるので、カーデザインになりたい人が集まっていたりと結構人気。

伊勢半/エイム/カレルチャペック/昭和精工/ダイマツファニチャー/帝国インキ製造/東亜ディーケーケー/日本エマルジョン/ヒロフ/藤い屋/マサル工業/よし与工房

その他サービス

こざかい
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ほかの人気な企業としては、画材メーカーが人気。

自分の専門性が生かせる仕事ですね。

I’llony/アルペン/イオンリテール/M’sクリスタル/カインズ/キタムラ/協和商事/クリーマ/クローバーパートナーズ/KCJGROUP/ケイ・ブックス/ジェック/ジャパンクリエイト/ジョイパックレジャー/SCRAP/社会福祉法人清寿会/世界堂/ぜん/ソユー/大進創寫舘/玉越/東急ステイサービス/花満/藤掛/マーキュリー/マイプレシャス/山仁コーポレーション/ユザワヤ商事

教員

教員も美大生には人気の分野。

美術の教員になると、夏休みや冬休みの期間はまとまった日数で休日ができるので制作と両立できるので教員になりたいという人は多いです。

教員は専任の枠が少ないので、希望者は多いものの実際になれる人は少ないですね。

複数の学校を受け持つ場合が多くなります。

教育・公務員・財団など

こざかい
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他には美術予備校の講師になる人もいます。

朝日カルチャーセンター/グローバルアイ/警視庁/さいたま市文化振興事業団/すいどーばた美術学院/台東区社会福祉事業団/プロケア/横浜市/ライフサポート/LITALICO/ロボット科学教 など

失敗しないために!就活支援サービスを使おう

美大生の就職は意外と難しい部分が多く、

就職してから数年で辞めてしまう人が多いです。

美大生は自分の好きなことややりたいことがはっきりしているので、就職してからそのイメージのギャップで退職する人が大半。

僕の友人も半分ぐらいは3年で仕事をかえています。

なので、そのギャップを縮めるために、就職支援サービスを利用することは必須。

しっかりとヒアリングしてくれるエージェントに相談しましょう。

おすすめのサービスは下記のとおりです。

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