絵の具をムラなくきれいに塗る方法について解説していきます!
今回は絵の具をきれいにムラなく塗る方法についてまとめてみました!
ぜひ参考にしてみてください!
アクリル絵の具・油絵具などのべた塗りの場合
ここでは絵の具をムラなくべた塗りするときの方法について解説します。
ポイントは2つ
・絵の具を薄めすぎない
・小皿の中でよくかき混ぜる
![こざかい](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3380.jpg)
ちなみにべた塗りとは、ほとんど薄めずに絵の具で塗ることです。
・絵の具を薄めすぎない
べた塗りの場合は絵の具を薄めすぎないことが大切。
絵の具を薄めすぎると、ほぼ確実にムラができます。
乾いた後に濃い部分と地の色が見える部分ができてしまいます。
絵の具の薄め加減は結構難しく、薄めすぎるとムラになるし、濃すぎると筆跡が目立ちやすいです。
絵の具が買ったばかりで練りが硬くなければ、ほとんど薄めずに使ってみるぐらいのほうがきれいに塗れます。
もしうすめすぎてムラになったら乾くまで落ち着いて待って、完全に乾いた後に2度塗りしましょう。
![こざかい](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3380.jpg)
最初は思ったよりも濃い目で塗る方がうまくいきます。
・小皿の中でよくかき混ぜる
絵の具は小皿でよくかき混ぜることが大切。
紙パレットや、薄いプラスチックのパレットではなく、深めの小皿でしっかりと混ぜましょう。
絵の具の中の水分を均一にすることで、むらを防ぎます。
また、描くときに筆に水分がついているとその水滴が垂れてムラになる原因になります。
なので、しっかりと水気を切った筆で絵の具をとって塗ることも大切。
![こざかい](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3380.jpg)
下記のような陶器の絵皿のパレットを使うのがおすすめ。
中央がおわん型にくぼんでおり、絵の具が均一に混ざりやすいです。
透明水彩絵の具などで薄く塗る場合
次に絵の具を薄めて塗る場合について解説していきます。
ポイントは下記の3つ。
・先に塗る場所を湿らせておく
・絵はなるべく水平な場所に平置きしよう
・絵の具をよく水に溶く
・先に塗る場所を湿らせておく
水彩絵の具やアクリル絵の具で薄く塗る場合は、最初に塗る場所を湿らせておくのが大切。
こうすることで、筆で塗った跡をうまく消すことができます。
方法は最初に水だけを含ませた筆で、濡らしてあげましょう。
その後、表面の水の溜まりが減って、光に反射させたときにキラキラしなくなったら完全に乾く前に塗っていきます。
全体が乾く前に手早く塗るのがポイント。
・絵はなるべく水平な場所に平置きしよう
絵の具を薄めて使うときはなるべく水平な場所に絵を置いて描くのが基本になります。
斜めになっていると、絵の具が動いてムラの原因になります。
ムラをなくしたいときはイーゼルではなく、机の上などにのせて描きましょう。
・絵の具をよく水に溶く
絵の具をよく水に溶くことも大切。
絵の具が溶け残って小さく固まっているのが筆についていたりすると、ムラの原因になります。
パレットの上でしっかりと混ぜましょう。
べた塗りの時と同様に深めの絵皿を使うと確実です。
塗るときはマスキングをしておくと便利
ムラなく塗るには、最初にマスキングをしておくのも一つの方法です。
絵の具で塗りたい部分にマスキングテープを張り、複雑な形のところはテープを張った後にデザインカッターなどで切り抜いていきます。
こうすることでふちをきれいに塗る必要がなくなり、ムラなく塗ることに集中できます。
マスキングテープは幅広のものや細いものなどの種類があるので、これらを持っておくと便利。
![こざかい](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3380.jpg)
下記のような幅の広いものが一つあると割とどんな時でも使えます。
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