クサカベの透明水彩絵の具の特徴をまとめました!
今回はクサカベの透明水彩の絵の具についての特徴を簡単に解説していきます。
画材はお店で見ていても実際に比較するのが難しく、どのメーカーを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
実際、僕も初めて使う種類の画材はどのメーカーを選べばいいのか全然わからなかったりします。
そこで、今回はこれから透明水彩を始めたい人や、クサカベが気になっている人向けにどんな絵の具化をわかりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
クサカベってどんなメーカー?
クサカベは1928年(昭和3年)創業の日本の老舗の画材メーカー。
油絵具のメーカーでしたが、現在は水彩絵の具も製造しています。
日本のメーカーなので品質は安定しており、日本で人気の絵の具。
落ち着いた色が特徴的で、明度の低い絵の具の色がとてもいいです。
パッケージが昭和な感じで、ちょっと古い感じがするのもまた味ですね。
クサカベの透明水彩絵の具の特徴
まずクサカベのメーカーについて簡単に解説していきます。
クサカベの透明水彩の特徴は下記のとおりです。
・価格は標準的
・色が強く、落ち着いている
・自然物や風景を描くのに向いている絵の具
・価格は標準的
クサカベの絵の具は価格は標準的な水彩絵の具と同じです。
色にもよりますが5mlチューブのサイズで1本あたり300円程度。
高すぎず安すぎずな価格帯で、これから透明水彩を始める人もそろえやすいのかなと思います。
・色が強く、落ち着いている
クサカベの透明水彩は暗めの色の発色が強く、落ち着いた色味になっています。
クサカベの絵の具の中で1種類の顔料を使った単色顔料の絵の具は少なく、多くが顔料を混ぜた複合顔料の絵の具になっています。
そのため、やや色が落ち着いているきがします。
複合顔料を使っているので、ほかのメーカーでは見かけない色もそろっています。
なので、ほかのメーカーを使っていても、色数を増やすときにはこのクサカベのものを選ぶのはかなりありですね。
茶色系や緑系をクサカベで充実させたいところ。
明るい黄色系の豊富なウィンザー&ニュートンとは対照的な絵具です。
大人っぽい絵を描きたいときにも向いていますね。
・自然物や風景を描くのに向いている絵の具
クサカベの絵の具は緑系の色が割とそろっており、
茶色系統の色が強くて渋い感じです(バーントアンバー,バンダイクブラウンなど)
そのため、植物を描くのにとても向いた色がそろっています。
自然物や風景を描くときに適した絵の具といえますね。
植物の自然な緑や茶色の色は意外と難しいです。
なので、茶色や緑系のいい色がそろっているのは助かります。
クサカベの透明水彩絵の具はこんな人におすすめ!
まとめると、クサカベの透明水彩はこんな人におすすめです!
・自然物、風景画を描きたい人
・大人っぽい絵を描きたい人
個人的に、明るめの色彩が得意なウィンザー&ニュートンと対比される絵具かなと思いました。
好みでどちらを使うか選ぶといいと思います。
クサカベは全体的に落ち着いた色が得意なので、自然物を描くときや、大人っぽい絵にしたいときにおすすめ。
もちろん両方揃えて使い分けられるのが最強なので、予算に余裕のある人は是非描き比べてみてください。
ほかの透明水彩絵の具のメーカーについてはこちらでまとめています↓
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