シュミンケホラダムの透明水彩絵の具の特徴は?こんな人におすすめ!

シュミンケホラダムの透明水彩絵の具の特徴は?こんな人におすすめ!水彩絵の具
スポンサーリンク

本サイトはプロモーションを含んでいます

シュミンケホラダムの透明水彩絵の具の特徴をまとめました!

今回は透明水彩の超高級メーカーであるシュミンケホラダムの特徴について簡単に解説していきます。

これから購入してみようか迷っている人は是非参考にしてみてください!

シュミンケってどんなメーカー?

シュミンケとは、ドイツの老舗の画材メーカーです。

1881年にイタリアのフローレンス アカデミーで絵具の開発をしていたチェーザレ ムッシーニ教授から伝統的な樹脂油絵具、ムッシーニ油絵具のレシピを受け継ぎ、販売を始めました。後の1893 年にはヨーロッパで最高品質とされるホラダム透明水彩絵具を発明し、ヨーロッパで特許を取得し、会社は急速に発展し、当時のドイツのトップ絵具メーカーの地位を獲得しました。

© MARUZEN ARTIST MATERIALS & WORKS, LTD.

とのことで、100年以上の歴史がありますね。

ほかのドイツの画材メーカーではステッドラーなどが有名。

シュミンケは油絵具、ソフトパステルも製造しており、どれも高級路線になっています。

また、顔料(ピグメント)だけでも販売しています。

こざかい
こざかい

シュミンケ=高級画材メーカーのイメージが強いですね。

シュミンケの透明水彩は高級なホラダムと、廉価版のアカデミーシリーズがあります。

今回のこの記事ではホラダムについて解説していきます。

シュミンケホラダムの透明水彩絵の具の特徴

シュミンケホラダムの主な特徴は下記のとおりです。

それぞれ詳しく解説していきます。

・めちゃくちゃ高級

・色がにじむというより溶ける感じ

・絵の具の多くが単一顔料で、とても鮮やか

・めちゃくちゃ高級

シュミンケホラダムの透明水彩はめちゃくちゃ高級です。

ほかの絵の具は5mlチューブで300円前後なのに対して、シュミンケは1400円前後します。

ほぼ3倍の価格。

ダントツで高い水彩で、かなり強気な価格設定になっていますね。

12色セットでも1万円を超えてくるので、購入にはかなり勇気がいります。

よく水彩画を描く人でも日常使いはしにくいかなという感じ。

なので、上級者向きになっており、初心者お断りの絵の具です。

こざかい
こざかい

美大生の時はお金がなかったので買えなかった画材の一つです。

逆に高いのでプレゼントでもらったらかなりうれしい画材でもありますね。

・色がにじむというより溶ける感じ

シュミンケホラダムの透明水彩の絵の具の特徴としては絵の具を水に溶かしたときに、滲んでムラができずに均一に広がるという特徴があります。

なので、ほかの水彩絵の具とは違った雰囲気の絵になります。

色がまとまりやすいので、全体的にすっきりとした印象の絵にが描けます。

逆に、滲み、ぼかし表現は作りにくい絵の具でもあるので、好みで使い分けたいところ。

※補足

シュミンケホラダムの絵の具は顔料とアラビアガム、そして少量のオックスゴールを混ぜて作られています。

このオックスゴールが色溶けをよくしている理由。

オックスゴールは界面活性剤の一種で、これを混ぜると絵の具が水の中でむらなく均一に広がります。

通常、水彩画では絵の具とは別に単体で販売されており、自分で混ぜて使いますが、

シュミンケの透明水彩は最初から絵の具に混ぜられています。

こざかい
こざかい

自分でオックスゴールを混ぜるのは結構めんどくさかったりもします。

なので、あらかじめ絵の具に入っているとかなり便利。

オックスゴールを普段からよく使う人はシュミンケホラダムを使うのはアリですね。

絵の具の多くが単一顔料で、とても鮮やか

シュミンケの絵の具の多くは単一顔料が使われています。

単一顔料とは1種類の顔料だけを使用したもののこと。

混ぜられていないので、色がかなり明確になります。

シュミンケホラダムは全110色あり、そのうち65色が単一顔料です。

単一顔料のメリットとしては、色が純粋なので、ほかの色と混ぜても濁りにくいという特徴があります。

カラーバリエーションは全体的にバランスよくそろっており、ブラック・グレー系の色が充実しています。

こざかい
こざかい

逆に単一顔料をあまり使っていないメーカーはクサカベです。

複合顔料だとオリジナルのカラーバリエーションがあるので、どちらにもメリットがあります。

タイプの製造方法について

シュミンケの固形パンタイプのものは、製造にかなり手間がかかっています。

1つ作るのに、絵の具の充填を4回に分けて乾燥にそれぞれ1か月かけるため、製造期間が4~5か月ほどかかるそうです。

通常、チューブタイプでもそこまで乾燥時間をかけたりしないので、かなり密度の濃い固形水彩になっています。

こざかい
こざかい

絵具一つ作るのに4か月かけるのはすごいですよね

鰹節か!って思うほど時間をかけています。

シュミンケホラダムはこんな人におすすめ

まとめるとシュミンケホラダムはこんな人におすすめです。

・水彩絵の具に慣れた上級者

・絵の具の溶けのいいものを使いたい人

・絵の具の鮮やかさにこだわっている人

シュミンケホラダムはほかの絵の具と比べてかなり高価なので、上級者向けの絵の具。

絵の具の溶けが良いのが最大の特徴で、特に普段からオックスゴールを使っている人にはぜひ試してほしい絵の具です。

絵具が均一に溶けるので、絵がまとまりやすく、すっきりとしてた感じで仕上がります。

実際に使ってみるとかなり驚くので、ぜひこの機会に使ってみてください。

こざかい
こざかい

シュミンケのような高級画材は楽天で購入するとポイントがかなりつくのでおすすめ。

シュミンケの水彩はかなり大きい画材店でないと見つかりにくいので、ネットで購入するのが確実。

ほかのメーカーについてはこちらでまとめています↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました