水張りに必要な道具とやり方まとめ

水張りに必要な道具とやり方まとめ画材全般

今回は絵を描くときに必須な水張りの道具について解説していきます!

絵を描くときには水張りは重要で、絵の完成度にも大きくかかわってきます。

なので、この機会に道具を揃えて、やり方もマスターしてしまいましょう!

水張りに必要な道具

水張りに必要な道具は下記のとおりです

・木製パネル

・紙

・水張りテープ

・刷毛

・木製パネル

木製パネルはどのサイズを選んでも大丈夫です。

美大受験の場合はB3と木炭紙サイズがよく使われているので、この2つのサイズは持っておいた方がいいです。

表面の木の材質にシナとラワンとがありますが、水張りする場合は関係ないのでどちらでもOK。

こざかい
こざかい

ラワンの方が若干安いですね。

水張りの場合はラワンのほうがいいかもしれません。

また、水張りは1枚ずつやると面倒なので、何枚かまとめてやるように多めに買っておくといいです。

・紙

水張りに使う紙は厚めの紙を使います。

鉛筆デッサンや水彩による着彩の場合は画用紙、べた面のアクリル絵の具ではケント紙を使います。

サイズはパネルよりも一回り大きいものを選ぶ必要があるので注意しましょう。

大きいサイズの紙を買うか、画材店では水張り用のサイズが売られています。

こざかい
こざかい

パネルのサイズの縦横でプラス4cm以上のサイズが必要。

Amazonでは下記の商品がおすすめ。

まとめて買えるのと、サイズも自由に選べます。

・水張りテープ

水張りテープは紙をパネルに留めるためのテープです。

切手のように、裏に水に溶ける糊がついており、濡らすことで接着します。

パネルに貼る場合は幅が3cm程度のものが使いやすいです。

色は茶色、白、黒、緑とあり、茶色が一番安価ですが、自分の描く絵に合わせて色を選びましょう。

僕のおすすめは白。

ちなみに、パネルにこびりついた水張りテープは濡らすことで簡単にとることができます。

こざかい
こざかい

色によって特に違いはありません。

とはいえ、水張りテープはパネルの側面につくので結構目立ちます。

絵の印象も変わってくるので、絵の内容に合わせた色を選んだ方がいいです。

個人的には白が良くて、目立たないのと、上から絵の具でも描きやすいのでおすすめ。

・刷毛

水張りに使う刷毛は幅が広く、水の含みの良いものを選びましょう。

ホームセンターで売っているような安いものでも十分ですが、しっかりとしたものを選ぶなら水刷毛を選びましょう。

水の含みが良く、特に大きいサイズを水張りするときは一度に広く塗らせるので便利です。

水張りのメリット

そもそもなぜ水張りなんて面倒なことをするのか疑問に思うかもしれません。

メリットは下記のとおりです。

・水を使った絵の具で描いても紙がふやけてべこべこになりにくくなる

・紙とパネルの密着度が上がり、書き味が良くなる

・作品としてきれいに完成できる

・水を使った絵の具で描いても紙がふやけてべこべこになりにくくなる

水張りをすると紙がふやけても乾くとピンと張るようになります。

そのため、水を使う絵の具(水彩・アクリル絵の具)を使うときにかなり使いやすくなります。

絵の具を使うときはほぼ必須レベルなので、今のうちにやり方を覚えてしまいましょう。

こざかい
こざかい

絵の完成度も上がるので、少し面倒ですが絶対にやっておきたいですね。

・紙とパネルの密着度が上がり、書き味が良くなる

鉛筆デッサンを描くときも水張りをします。

紙とパネルがしっかりと密着するので、書き味が良くなります。

時間がないときは画鋲で止めてしまったりもしてしまいますが、画鋲が邪魔になったり、紙が浮いて描きにくいので、水張りをした方がきれいです。

こざかい
こざかい

美術予備校だと、水張りをさぼって画鋲留めするとよく怒られてました(笑)

・作品としてきれいに完成できる

水張りは作品の完成度が上がって見えます。

絵の具では紙がべこべこになって絵の具の不自然ないろの溜まりは無くなりますし、

画鋲留めでは穴が開きますが、水張りは作品表面に何も影響しません。

描いた絵を作品としてしっかりと残したいときにはやはり水張りをしておいた方がいいですね。

水張りのやり方

水張りのやり方についても簡単に解説しておきます。

手順は下記のとおりです。

・紙を切る

・紙の裏を刷毛でぬらす

・しばらく待つ

・紙をパネルに密着させ、四隅をおりこむ

・しわが寄らないように水張りテープで4辺をとめる

・紙を切る

まず紙を切ります。

使うパネルよりも縦横で+4cmあれば大丈夫です。

パネルにあてたときに、パネルの厚みの半分ぐらいの長さの余白ができるようにします。

切るときは木製パネルにあてて、カッターで切ると簡単。

水張りしてしまうので、神経質にならなくてOK。

あまり厳密にサイズを測ったり、線を引いてから定規で切るなんてことまではしなくていいです。

・紙の裏を刷毛でぬらす

次に紙を濡らしていきます。

紙の裏にまんべんなく刷毛を使って水でぬらしていきます。

なるべく均等に濡れるようにするのがポイント。

ここでムラがあると、のちにしわになる原因になります。

大きな水たまりはできない程度にたっぷり濡らしましょう。

・しばらく待つ

濡らしたらしばらく待ちます。

紙に水分が染み込み、紙が伸びるのを待ちます。

大体表面に水のたまりがなくなり、紙の目が見えるようになったらOK

時間は1~2分ぐらいで大丈夫です。

・紙をパネルに密着させ、四隅をおりこむ

水を塗った面をパネル側にして、密着させます。

空気が入らないようにタオルで上から撫でてあげます。

この時に、4辺が均等に余白ができるようにしましょう。

密着させた後は4辺を折り込みます。

・しわが寄らないように水張りテープで4辺をとめる

最後に水張りテープでとめていきます。

1辺ずつ留めますが、事前にパネルの長さ+4cmぐらいでテープを切っておきましょう。

テープには裏にのりがついているので、裏だけ濡れるように刷毛でぬらします。

その後、タオルで紙をパネルに密着させるようにしごきながらテープを側面に貼っていきます。

うまくいけば乾燥後は紙がピンと張って、水張りが完成するはずです。

この時に紙とパネルがうまく密着できていなかったり、紙の濡らしにムラができていると4つ角に凹凸ができてしまいます。

具体的なやり方についてはYouTubeでやり方動画が出ているので、それを参考にしてみてください。

OCHABI_解説「水張りのやり方」_美術学院_2013

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