美術系の大学を受験するときに最初に揃えたい画材を紹介!
今回は美大受験に役立つという切り口で、画材をしていきます。
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僕は美大受験で1浪しました。
その時に、画材について勉強してたので、その体験談をもとに解説。
工芸系を受けましたが、他の科の画材は友達に聞いて記事にしています。
デッサンに必要な画材
デッサンに必要な画材は以下の通り
・鉛筆
・練り消しゴム
・画用紙
・スケールやスポーク
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たかがデッサン、されどデッサンです。
デッサンの道具はこだりたいところ
鉛筆
受験のデッサンでよく使われる鉛筆はハイユニとステッドラーです。
ハイユニは濃い黒の発色が綺麗で、ステッドラーの硬めの鉛筆は透明感があるので人気。
鉛筆は下のどちらかで揃える人が多いです
・ハイユニ又はステッドラーのどちらかで揃える
・柔らかい鉛筆はハイユニ、硬い鉛筆はステッドラー
また、僕のおすすめは追加でホクサインをお勧めしています。
ホクサインは芯が濃くて折れにくく硬いので、金属やガラスの表現に向いています。
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使いやすいのはハイユニです!
ステッドラーは好みが分かれる鉛筆。
練り消し
練り消しはステッドラーの練り消しがおすすめ。
理由は粉っぽさが少ないためです。
練り消しはくっつき防止のために表面が粉っぽくなっていますが、絵を描くときには邪魔になります。
粉っぽい練り消しを使うと絵の表面がジャリジャリするので良くありません。
なのでステッドラーが1番おすすめです。
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粉っぽい練り消しは、粉が鉛筆に引っかかるのでかなり描きにくくなるので気を付けましょう!
スケール、スポーク
絵を描く時には物の形を計測する道具もあると役立ちます。
スケールは窓のような道具で、モチーフを画面にどう入れるかの構図を決めるのに役立ちます。
スポークは長さを測るのになにかと役立ちます。
平面構成に必要な画材【デザイン・工芸科】
デザイン・工芸科の受験にはアクリル絵の具を使った平面構成を行う美大が多いです。
必要な画材は以下の通り
・アクリル絵の具
・ナイロン筆
・ケント紙
・溝引き定規とガラス棒
アクリル絵の具
デザイン科の試験でベタ塗りの色彩構成がある場合はターナーのアクリルガッシュ(不透明)がおすすめ。
ターナーのガッシュは色数が多いので、欲しい色が揃います(ちなみに200色以上あります、、!)。
和カラーの色も豊富なので、渋い色の色彩構成をするのも簡単
リアルな描写をする試験の場合は、ターナーのガッシュに加えてリキテックスのレギュラー(透明)を揃えます。
こちらも理由は色数の多さです。
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ターナーとリキテックスは色数が豊富で、画材店でも手に入りやすいので人気があります。
詳しいメーカーごとの比較はこちら↓
ナイロン筆
アクリル絵の具の場合はナイロン筆が基本的にはオススメ。
ナイロン筆は安価で腰が強く、アクリル絵の具を使うのに適しています。
アクリル絵の具は乾燥が早く、筆を痛めやすいので、高い筆は使わないほうがいいです。
ナイロン筆は価格による品質の差も少ないので、安いものを多くそろえましょう。
ただ、溝引きを行うときは絵の具を含みやすい面相筆があると便利。
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ナイロン筆はAmazonだと筆のセットがかなり安く買えます。
まとめての購入がオススメ。
油絵に必要な画材【油絵科】
油絵に必要な画材は以下の通りです。
・油絵具
・筆(豚・ナイロン)
・キャンバス
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油絵はお金がかかります。
絵の具をケチらなくてもいいようにできるだけコスパの良いものをそろえたいところ
油絵の具
受験期の油絵の具はターレンスのヴァンゴッホがおすすめ。
この絵の具はコスパが最高です。
受験の絵の具はとにかく量が必要なので、ケチらずに使いたいならヴァンゴッホを揃えたいところ。
他に必要ならクサカベやホルベインのものを加えていきましょう。
ちなみに最初は油絵セットを購入するとケースもつくのでオススメ。
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経験上、絵の具の質が下がるよりも、量をケチる方が絵の質は下がります。
ほかのメーカーについてはこちら↓
キャンバス
受験で油絵を描くなら、キャンバスの布は自分で張る方が安く済みます。
自分で張るための道具と布をそろえましょう。
油絵は3日で1枚描くと、1年で120枚近くになります。
そのため、とてもではありませんが、既製品は購入できません。
自分で張れるために初めから木枠と布ロールを自分で組み立てましょう。
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不器用だと木枠を組み立てるのも大変ですが、だんだんと慣れてきます。
僕は最初友達のを手伝っていました。
着彩の試験に必要な画材【工芸・日本画科】
着彩の試験に必要な画材は以下の通りです
・水彩絵の具
・パレット
など
水彩絵の具
日本画や工芸の着彩に必要なのは水彩絵の具です。
おすすめはホルベイン
使い勝手の良さとコスパは最高です。
慣れてきたら落ち着いた色合いのクサカベなどをそろえてみてもいいと思います。
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透明水彩について詳しくはこちら↓
立体構成や塑像に必要な画材【工芸・彫刻科】
立体系の試験に必要な画材は以下の通りです。
・粘土
・ヘラ
粘土
彫刻科や工芸科の立体構成では水粘土または油土が必要です。
工芸科は水粘土を使う場合が多いです。
試験によって粘土の種類が決まっているので、よく確認しておきましょう。
水粘土と油粘土は性質が全く違うのでその違いは重要。
また、粘土は消耗品なので15キロ前後あると良いでしょう。
オススメのメーカーはこちら
・水粘土↓
・油土↓
ヘラ
粘土のヘラはセットのものと、鉄ベラが1本あればとりあえず大丈夫です。
セット購入だと、ゴムベラなどもついてくるので便利。
鉄ベラは粘土を大きく切り出したりするのに楽なので、値段が高いですが余裕があれば揃えたいところ。
まとめ
今回は美大の受験に必要な画材という観点で解説しました。
美大受験は周りに友達がいないと画材選びにも困りますよね。
この記事が参考になればうれしいです。
また、美大受験のために役に立つ本も紹介してます。
こちらも参考にしていただければ幸いです。
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