アクリル絵の具でポケモンを描いてみた!
今回はポケモンを絵の具で描いたので、描き方のポイントなどをまとめてみました。
動画でも解説しているので、参考になれば幸いです。
コイキング
コイキングを描いていきます。
今回描いた中では一番描きやすかったポケモンでした。
形がかなり単純で、色もわかりやすいですね。
最初に下書きをしていきます。
この上に下地のジェッソを塗るので、結構はっきりと鉛筆で描いておきました。
下書きで絵の良しあしの7割ぐらいが決まるので丁寧に描いおきます。
コイキングの形的に、正方形を傾けてひし形の状態の構図が合いますね。
泳いでいる感じで描いていきます。
最初はアクリル絵の具を水を多めにして描いていきます。
下書きの線をはみ出なければ結構ざっくりでOK。
絵の完成像をイメージしながら描いていきます。
色を乗せるときは立体感を意識して、明るい部分は明るめに残しておきましょう。
暗いところから描いていき、全体的に少しずつ色を乗せるように描くと描きやすいです。
こんな感じで大まかに立体感と固有色が出てきました。
下の水中の部分は水の揺らぎがあるので、崩して色を乗せておきました。
胸ヒレの部分はかなり手前に出っ張るので、しっかりと影を付けておくと立体感がぐっと出てきます。
形の境目の暗い部分に結構暗めの色を乗せてみました。
形がかなりはっきりしたのがわかると思います。
ここから空を書き足していきます。
最初は予定になかったのですが上の余白が結構さみしいので、空を描くことに決めました。
コイキングの絵が8割がたできているので、マスキングをしてから描いていきます。
マスキングは幅の広いマスキングテープを張って、カッターで形に合わせて切って使います。
こんな感じで今回は完成です。
空を追加したらいい感じになりました。
コイキングの間の抜けた表情が何とも言えませんね。
マンボウみたいな感じになりました。
メタグロス
次はメタグロスを描いていきます。
メタグロスの金属っぽい質感をかければいいかなという感じ。
下書きはかなり時間をかけました。
メタグロスは形が結構複雑なので、慎重に描く必要があります。
大まかに塗っていきます。
顔のバッテンの部分は光沢のある金属なので、空がそこに反射するきれいさを狙って描いていきます。
大まかに塗り終わりました。
細かい部分を整えていきます。
全体がまとまってきましたね。
最後に光の反射を描いていきます。
ここを描くとぐっと金属らしさが出てきますね
こんな感じで完成です。
目のバッテンの部分が一番目立つような感じでかけたのでいいと思います。
ここから時間をかけて描くとするなら、地面の自然の感じをもう少しリアルにしていきたいですね。
アルセウス
今度はアルセウスを描いていきます。
アルセウスは形が複雑ですが、かなり特徴的な形をしているので、描きやすいと思います。
色もモノトーンが基調なので、塗りやすいですね。
技法的にはグリザイユ技法っぽく描いていきます。
グリザイユは最初に白と黒だけで絵を描き、その上から彩度のある色を使っていく技法。
こんな感じでアルセウスは6割がた完成。
ここから背景を描いていきます。
背景を描くときは先にマスキングテープでアルセウスをマスキングしておきます。
こうするとかなり描きやすくなるので、おすすめ。
マスキングする手間はありますが、絵の具を塗るときの手間ははるかに省けます。
マスキングはキャンバスの布が切れないように、テープだけをデザインカッターで形に合わせて切っていきます。
背景のテンガン山を描いていきます。
絵の具をたっぷりと盛って、パレットナイフで描きました。
スプレーアートっぽい表現になりましたね。
雲も描いておきます
描き終わったらマスキングをはがします。
最後にアルセウスの色を乗せていきます。
最初にモノクロで描いているので、かなり彩色が簡単。
グリザイユ技法は絵が苦手な人におすすめな技法ですね。
色に惑わされず、立体感を描くことができます。
あとは細かい部分を補正して完成。
こんな感じで完成しました。
割と幻想的な感じになりましたね。
アルセウス自体が結構白っぽいので、暗い背景がよく合います。
随時追加指定いきます!
ポケモンの絵の描き方はこれから随時追加する予定です。
Youtubeでアップしていくので、ぜひチャンネル登録をお願いいたします。
描いてほしいポケモンも募集しています。
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今回使った画材はこちら
最後に今回使った画材をまとめて紹介しておきます。
これから自分でも描いてみよう!と思った人は是非参考にしてみてください。
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