ポリカラー色鉛筆の特徴についてまとめてみました!
今回は三菱鉛筆の製造するポリカラーについてのまとめです。
あまり見かけない色鉛筆ですが、レトロなパッケージがすごく特徴的なので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
1950年代かな?と思うほどの昭和の香りが漂う何とも言えないパッケージ。
古臭いと思う人もいるかとは思いますが色鉛筆は結構優秀なので、ぜひ使ってほしいですね。
メーカーは有名な三菱鉛筆
ポリカラーのメーカーは有名な三菱鉛筆です。
三菱鉛筆は鉛筆といえば一番よく見かける茶色い色鉛筆のUniシリーズを製造している会社。
かなり大手ですね。
鉛筆以外にも、文房具全般や画材なども製造しており、色鉛筆に関しては比較的低価格帯のシリーズを展開しています。
鉛筆のHi-uni(ハイユニ)シリーズは僕はよく受験のデッサンの時に使っていました。
受験生のほとんどはこのハイユニを使っており、とてもお世話になっているメーカー。
ポリカラーの特徴
ポリカラーの特徴は下記の通りです。
・価格は安め
・芯が比較的柔らかい
・芯が太め
・強く、落ち着いた発色
・価格は安め
ポリカラーは1本あたり約80円と価格が安めな色鉛筆。
色鉛筆の相場としては大体1本120円以下は安めですね。
ほかの色鉛筆でもいえることなのですが、安いとその分たくさんの色数をそろえることができるので、混色が苦手な人は安めのものをたくさんそろえた方がいいです。
80円だと36色でも3000円ぐらいなので、初心者がそろえるのにも悪くないですね。
色鉛筆画は他にそろえる画材も少ないので、割とお金をかけてもいい画材だと思っています。
・芯が比較的柔らかい
ポリカラーは80円という低価格ながら柔らかい色鉛筆です。
色鉛筆は柔らかければその分発色も強く鮮やかになります。
色鉛筆の芯は基本的に高価なものほど柔らかい傾向があり、結構なお金を出さないと柔らかいものが買えないんですよね。
ですが、その中でもポリカラーは「安い&柔らかい」というほかにはない色鉛筆。(本当にポリカラーぐらいです)
安くても柔らかい色鉛筆が欲しい人にはポリカラーはめちゃくちゃおすすめ。
・芯が太め
ポリカラーは芯がやや太めな色鉛筆。
ポリカラーは芯の直径が3.5mmなのに対し、一般的な日本の色鉛筆の多くが3mmぐらい。
若干太いという感じですね
なのでどちらかというと広い面積を塗るのに適しています。
海外メーカーだと割とこのような芯の太いものが多く、日本の色鉛筆に慣れていると太いと感じるかもしれません。
逆に細かい部分は芯をしっかり削ってとがらせないと上手く描けないので、
煩わしい人は細めの色鉛筆と併用して使い分けるのもありなのかなと思います。
色鉛筆を使い分けるのは結構アリかなと思っています。
例えば、人の肌などは塗っている線が目立たないようにポリカラーのような太めの芯で描いて、目や口などの顔のパーツは細い色鉛筆を使うなど。
・強く、落ち着いた発色
ポリカラーは強めの落ち着いた発色。
価格の割に色が良く、結構強い色も出ます。重ね塗りも得意。
安めの色鉛筆の中では最もコスパがいいのではないかと思うほど。
基本的に発色の良さと価格は比例しており、安い色鉛筆の多くはいわゆる色のうっすい色鉛筆が多いのですが、ポリカラーはそんなことはありません。
ポリカラーは他の安い色鉛筆に埋もれてあまり見かけなくなりつつありますが、この価格帯ではかなりいい色鉛筆です。
三菱鉛筆は880の色鉛筆のほうを推している?ので、割とポリカラーは影に隠れがち。
個人的にはポリカラーのほうを推してほしいと思っています。
880はベターな色鉛筆らしい色鉛筆ですが、ちょっとつるつるしてたりして描きにくく、あまり好きではありません。
ポリカラーはこんな人におすすめ
まとめるとポリカラーはこんな人におすすめ
・低価格の色鉛筆が欲しい人
・安いのに柔らかい色鉛筆が欲しい、欲張りな人
・広めの面を塗る色鉛筆が欲しい人
ポリカラーは低価格の色鉛筆ではかなりコスパはいいのかなと感じました。
安くて柔らかい色鉛筆はこのポリカラーぐらいです。
芯も太めで、広い面積を塗るのに適しており、結構楽に塗っていくこともできます。
ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか!
ちなみに色数は36色セットが最大です。
もっと色が欲しい人は別のメーカーのもので買い足すことになりますが、
多くの場合は36色で事足ります。
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