プロカラー色鉛筆について特徴をまとめました!
今回はプロカラー色鉛筆の特徴のまとめです。
プロカラーは硬質色鉛筆として有名で、画材店に行くとたまに見かけることもあるかと思います。
そこで今回はその特徴と、こんな人におすすめというのをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
メーカーはダーウェント
プロカラーのメーカーはダーウェントです。
ダーウェントはイギリスの画材メーカーで、色鉛筆と鉛筆を専門に作っています。
日本だとややマイナーめなメーカーですが色鉛筆のバリエーションが多く、割とマニア向けかなと感じています。
油性色鉛筆で4種、水彩色鉛筆で3種類とかなり豊富。
多くのアーティストのニーズにこたえているメーカーですね。
プロカラー色鉛筆の特徴
プロカラー色鉛筆は以下のような特徴があります。
・価格は1本300前後と高価格
・芯が硬めのオイルベース
・比較的鮮やかで重ね塗りは得意
結論から言うと、ぼくはこの色鉛筆は初心者にはおすすめしていません。
かなり描きなれた人が買う玄人向けの色鉛筆になっています。
初心者は柔らかい色鉛筆を使うのがおすすめ。
・価格は1本300前後と高価格
プロカラーは1本あたりの価格が300円と色鉛筆の中では結構高価な部類に入ります。
同じ価格帯だとサンフォードのカリスマカラーや、ファーバーカステルのポリクロモスなどがあります。
色鉛筆の価格の真ん中ぐらいが大体150円くらいかなと思うので、割と高価。
基本的には色鉛筆に慣れた人~プロ向けになります。
いきなり初心者が買うにはちょっと高いかなと感じますね。
・芯が硬めのオイルベース
プロカラーは芯が硬めな色鉛筆で有名。
実際、割と硬いです。
色鉛筆の芯の柔らかさと価格は基本的に比例しており、高価なものほど芯が柔らかいものが多くなっています。
そんな中、1本300円と高価なのにもかかわらず、同価格帯の中でプロカラーは群を抜いて硬いです。
そのため、この色鉛筆をよく知らない人が買うと思ったより硬いのに驚くことも。
色鉛筆はワックスベースとオイルベースに分かれています。
オイルベースは芯が硬くて安い色鉛筆に多く、ワックスベースは芯が柔らかくて高価な色鉛筆が多いです。
プロカラーはオイルベースに含まれます。
・比較的鮮やかで、重ね塗りは得意
プロカラーは芯が硬い色鉛筆ですが発色もよく混色もきれいにできます。
オイルベースの中ではかなり鮮やかで、色を塗りかねたときの透明感のある色合いはとても美しいですね。
オイルベースは重ね塗りが苦手なことがいいですが、プロカラーはしっかりと重ねられます。
描いていると無限に色を重ねられる感じがするほど。
使い方としてはじっくりと少しずつ色を重ねていくことで、強くて複雑な色を作るように描いていきます
オイルベースの色鉛筆のようにさらっと濃い色が出ませんが、塗り重ねて複雑な色を作っていけるのがメリット
こんな人におすすめ
プロカラーはこんな人におすすめです。
・ファーバーカステルのポリクロモスが好きだけど、もっと硬い色鉛筆が欲しい人
・オイルベースで質のいい色鉛筆を使いたい人
プロカラーはオイルベースの硬質色鉛筆の中では最も鮮やかな色合いで、質が良い色鉛筆です。
硬いけど、しっかりと混色も可能。
ポリクロモスを使っているけど、もっと硬い色鉛筆を使いたいと思ったらこのプロカラーはおすすめ。
初心者向けの色鉛筆ではなく、かなり玄人向けの色鉛筆になっています。
使う人を選ぶ色鉛筆です。
日本だと柔らかい色鉛筆が好まれますが、色鉛筆に慣れてくると硬いほうがいいときも出てきます。
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