絵の作品が売れない理由!原因は〇〇
作家として活動していて、
「絵をネットショップで出品したり、ギャラリーで展示しても作品が中々売れない!」
このように思ったことはないでしょうか?
今回は作品を販売するときに売れない原因について考えていきます。
作品が売れない原因
作品の売れない原因はこの3つ
・そもそも完成度が低い
・需要から外れすぎたものを制作している
・宣伝や集客不足
この3つです。完成度があることは作家として当然なので、他の二つを解説します。
原因1 需要から外れすぎたものを制作している
結論から言うと作品を販売につなげるには、まず売れやすいものを作るべきです。
作家として生活するためには、まず「作品が売れること」を第一に考えなくてはいけないからです。
売れる作品をまず作り、生活ができるようになってから、自分の好きな作品を作る方が、そもそも「作家になれない、、」と悩むことはなくなるからです。
実際問題、日本で作家活動をしている人のほとんどは、別の仕事をしながら活動しています。
例えば、学校の先生をしていながだったり、事務仕事をしていたりと様々です
そうした仕事をするよりは、売れる作品を作りながら作家に専念し、本当に自分の好きな作品を作ったほうがいいですよね?
よく美大とかで言われるのが、
「人に流されずに自分の作品を作れ」
と言われます。
ですが、私はこれに反対です。
作品が売れずに作家以外の仕事をするよりは、とりあえず売れる作品を作り、作家で生活できる方が圧倒的いいです。
売れる作品とは?
売れる絵は傾向があります。
それは具象画、ポジティブなイメージの絵です。
具象画とは具体的なものが描かれている絵のことです。
特に具象画で好まれるモチーフは女性・花・動物・風景です。
例えば、日本で絵を販売するときは、
猫や花、女性などが描かれた絵と、何が描かれているかわからない抽象画とでは、どちらが売れやすいでしょうか。
この場合、圧倒的に前者です。
日本では文化の背景から、具体的なモチーフが描かれている方がわかりやすく、人気があります。
もし例えば現在の自分の作品が抽象画の場合、その画風を残しつつ具体的なモチーフを描く画風に変えるといいです。(半具象と言われます。抽象と具象の間です)
また、暗い絵よりは明るい絵の方が圧倒的に好まれます。
原因2 宣伝や集客不足
絵の販売で最も重要なのが集客と宣伝です。
どんなにいい絵を描いても見てもらえなければ意味がないからです。
田中一村という画家をご存知でしょうか。
この画家はずっとひとりで絵を描き続け、生前は絵を公表しないまま、亡くなられました。
しかし、死後にこの作品がみつかり、国内外で評価されるようになりました。
生前、公表していれば、画家としてしっかり評価されていたでしょう。
これは極端な例ですが、画家として生活するなら作品を描くだけではなく、宣伝が大切です。
作家の仕事のうちどのぐらい宣伝に労力を割くのかというと、
仕事の配分として、制作4:宣伝6ぐらいの気持ちでやります。それぐらい宣伝は重要!
宣伝方法は主に
ギャラリーで発表、SNS、ブログ
この3つがあります。オススメはSNSとブログです。
これは初期費用がほとんどかからないためです。
そこで集客をしてからギャラリーで展覧会を開きます。
ネット集客のポイントとして、ファンになってもらう、応援してもらう気持ちが大切です
詳しい運用方法についてはこちらの記事をみてください!
まとめ
作品の売れない原因はこの3つ
・そもそも完成度が低い
・需要から外れすぎたものを制作している
・宣伝や集客不足
この3つです。
作品は自分の描きたいものと需要のあるものとの間の作品を描くのがいいです。
また、集客は必須なので、SNSやブログの運用の仕方については知っておきましょう。
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