オイルパステルをはじめて描く方へ!
これから初めてオイルパステルで絵を描きたい人向けに、選び方や道具について解説していきます。
「道具は何をそろえればいいかわからないよー!!」っていう方向けです!
オイルパステルの選び方
オイルパステルの選び方の基準はいくつかありますが、大きくこの3つです。
・色数
→多ければ多いほど良い。24色以上は揃えたいところ。
・発色
→良いほど良い。ただ、現在のオイルパステルはどれも発色がいいので、そこまでこだわらくてもいい感じ。
・柔らかさ
→柔らかいと手で伸ばしやすく、シャープに描きやすい。これは好み。
この3つが選ぶポイントです。
選び方のポイントは色の数!
僕の意見として初めて絵を描く時は、色数を揃えることが一番大切だと思っています。
なぜならオイルパステルは色を混ぜることが難しいからです。
絵の具や色鉛筆では色を混ぜたり、薄く重ね塗りすることが簡単ですが、オイルパステルはそうはいきません。
思った色がとっても作りにくいんです。
なので、特にこれからオイルパステルを始めるという方はこの混色に苦戦するので、色は24色以上は揃えたいところです。
高いオイルパステルを選ぶよりは、安くてもいいので色数を揃えることが大切です。
おすすめはサクラクレパス
オイルパステルを初めて描きたい人に僕がおすすめするのなら、サクラクレパスをおすすめします!
サクラクレパスは皆さんも幼稚園や小学校で使った方も多いのではないでしょうか。
なので子供向けのイメージが強い方もいると思いますが、実は画材としては優秀です。
なぜなら、コスパがめちゃくちゃいいからです。
おなじみのこの絵!見たことがある人も多いのでは?
使うなら、上のような24色セット以上をそろえたいところ。
サクラクレパスってどんな画材?
サクラクレパスとは日本製のオイルパステルです。
クレパスとはクレヨン+パステルという意味で、両方の性質を備える画材として開発されました。
最大のメリットはコストパフォーマンスが良いことです。
扱いやすく、その割に価格が1本50円と安いので、その分より多くの色の数を揃えることができます。
例えば、最高級なオイルパステルだと1本300円とかします。高いですね6倍の差です。
高級オイルパステル10本そろえるなら、サクラクレパスを6倍の60本そろえたほうが全然いいです。
これからオイルパステルを始める方にとっては色の混色がとても苦戦するので、サクラクレパスのいろんな色を集めることをおすすめします。
ちなみにワンランク上のものもあります
こちらのタイプは専門家用で、耐光性(光に当たっても色あせない)と発色に優れています。
また、角柱型なので広い面積や細い線で塗りやすいのが嬉しいです。
プロ仕様ですが、1本あたり100円ほどなので画材としてもそこまで高くないので、こちらも検討の余地ありです。
本格的に始めるときや、慣れてきたらこっちがいいかも
高級オイルパステルは初心者にはお勧めしません
一方で高級なオイルパステルは例えばセヌリエがあります。
このオイルパステルは1本300円ほど。
ピカソも愛したとされているもので、色は透明色・不透明色と分かれています。
なので、表現できる幅が広くて完全にこだわりのあるプロ向けです。
しかし、結構価格が高いので、初めてオイルパステルを使う人はあまりオススメしません。
価格はサクラクレパスの6倍ほど。
オイルパステルに慣れてきたら検討の余地はあります。
ほかのメーカーについてはこちらで比較しています↓
オイルパステルの道具
オイルパステルに使う道具は画用紙があれば描けますが、他にもあるといい道具があるのでご紹介します。
あるといい道具
・木製パネル
・パレットナイフ
・クレヨンコート
木製パネル
木製パネルはあると絵がぐっとかきやすくなひます。
使い方としては紙をパネルの上に画鋲やクリップで固定して使います。
パレットナイフ
パレットナイフは表面の余分なオイルパステルを削ったり、引っ掻いて模様をつけるときに使います。
無くても大丈夫ですが、あると便利です。
クレヨンコート
クレヨンコートは絵が完成したときに使う、作品の保護材です。
オイルパステルは乾燥しないので、周りを汚しやすい画材です。
時間をかけて描いた大切な絵が汚れるとショックですよね。
それを防ぐために、このクレヨンコートは持っておいた方がいいです。
まとめ!
オイルパステルを初めてやってみようという方には、コスパの良いサクラクレパスをオススメします。
サクラクレパスの色数が多いものを選びましょう。
また、できれば木製パネルやパレットナイフ、クレヨンコートも揃えると良いです。
クレパスだけでも1000円、全部揃えても5千円ぐらいで全部揃うので、かなりはじめやすいと思います。
技法についてはこちら!↓
実際に描いてみました!
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