今回は型どり用の石膏の選び方について解説していきます!
型どり用石膏の選び方
大きめのレジンの作品で型を取るために、石膏で型をとることがあります。
その時に、型どりに使う石膏には選び方があるのを知っているでしょうか。
今回はその選び方のコツを簡単に紹介していきます!

石膏にはいくつか種類があります。
そのあたりを解説していきます!
メーカーは吉野石膏がオススメ。
石膏のメーカーはいくつかありますが、
最大手の吉野石膏がオススメ。
吉野石膏は造形用の石膏も多く販売しており、きめの細かい石膏も多く製造しています。
また、家庭用の小分けサイズも販売されているので、特にこだわりが無ければ吉野石膏が良いです。

ホームセンターや画材店で販売されている石膏は大抵が吉野石膏です。
石膏の種類を知ろう
型どりに使われる石膏にはいくつか種類があります。
・特級
・A級
・B級
・ハイストーン
特級からB級までは焼石膏で、きめの細かさでランク付けされています。
特級が一番きめが細かく、なめらか。
ハイストーンはほかの石膏とは違い、樹脂入りの石膏になっています。
きめの細かい石膏を使おう!特級石膏がオススメ
石膏で型どりをする場合、基本的にはA級か特級の石膏を使いましょう。
細かいものの場合は特級がおすすめ。
きめが細かいとその分、型どりの精度が上がるので、形が甘くなりにくくなり、磨く手間も減ります。
価格もそこまで高くなるわけではなく、せいぜい2割り増しほど。よりランクの高いものを選びましょう
B級は石膏のかさ増しとして使うのはありです。
例えば、作品に当たる部分だけ特級を使い、補強としてB級をつかって厚くしていきます。

家で型どりをするぐらいのサイズなら特級を選びましょう
ちなみに家で石膏を使う場合は、大量に使う場合でも2kgぐらいの小分けのものを購入すると使い勝手が良いです。
強度が必要ならハイストーンを使おう
石膏を一度きりではなく、繰り返し使う場合は樹脂入り石膏(ハイストーン)を使いましょう
ハイストーンは樹脂入り石膏で強度がとても高い石膏です。
固まると石膏のような粉っぽさもなくなり、プラスチックのような質感になります。
強度がとても高く、一度固まると割れることはありません。
型を複製して何度も使うときには普通の焼石膏よりハイストーンのほうが良いでしょう。
ただ、ハイストーンは焼石膏にくらべて割高。
そのため、小さめの作品の型を何度もとるときに最適な石膏といえます。
ちなみに使い方は普通の焼石膏とまったく同じ。
水に溶かして使います。

ハイストーンは焼石膏に比べて結構割高です。
一度キリの場合は焼石膏のほうがオススメ。
ちなみにハイストーンはホームセンターの模型材料のところで手に入ります。
ただ、販売されていることは稀なので、ネットでの購入がオススメ。
コメント