こんばんはこざかいです。
今回はターナーの新作のアクリル絵の具U-35を購入してみたので、レビューしていきたいと思います。
いままでのアクリルガッシュを比較しながらレビューしていきます!
ターナーの新作の絵の具U-35
2020年の終わりごろに、アクリル絵の具で有名なターナー色彩から新作の絵の具が発表されました。
その名も「U-35」。
変わった名前ですよね(笑)
今までのアクリル絵の具の上位シリーズとして発表されました。
メーカーで協調されている特徴として
・鮮やかで深みのある発色と耐光性を持った顔料を厳選
・全81色のうち66色が単一顔料
・許容量最大の顔料濃度
このように記載されていました。
個人的に許容量最大の顔料濃度というフレーズに惹かれてしまったので、どれほどのものなのか実際に購入して検証していきます。
今までのターナーのアクリル絵の具で十分使いやすかったので、これ以上どう良くなるのかがかなり疑問でした。
実際にU-35を買ってみました
というわけで実際に購入してみました!
これがU-35です!
オレンジ色にパッケージにでかでかとU-35と書かれていますね。
シンプルかつ強烈に目を引きます。
絵の具のチューブは銀のシルバーでメタリックな感じ。
なんだか近未来的な感じがしますね。
アクリル絵の具でシルバーはこのメーカーだけではないでしょうか。
個人的にぱっと見で他との見分けがつきやすいのがうれしいですね。
アクリル絵の具はよく紛れやすいので。
塗った感じの比較
それでは比較してみます。
比較対象はターナーのアクリルガッシュです。
右がアクリルガッシュ、左がU-35でいろいろ試し塗りしてみました。
アップにするとこんな感じ。
この画像ではなかなか違いが分かりにくいですが、使った感じは少し違いがあるかなという感じ。
どこが違うかを解説していきます。
U-35の特徴まとめ
実際に使って感じた特徴は以下の通りです。
・顔料が濃い
・重ね塗りが良い感じ
・発色が良い
総評としては、かなり使いやすくなっています。
僕は今の絵の具を使いきったら徐々に切り替えていこうと思います。
決め手は顔料の濃さでした!
・顔料が濃い
U-35は顔料が濃い感じがします。
ターナーのアクリルガッシュよりも伸びが良く、塗りやすくなっています。
白い紙の上ではあまりわかりませんでしたが、ほかの色の上に描くとき発色が落ちずに残ります。
これはアクリルガッシュ以上で、今までアクリルガッシュでも下地の色によってうまく発色しないときがありました。
そのとき、何度か上塗りする羽目になるのですが、U-35ではその手間が省けそうです。
※補足 U-35は色によって不透明か透明化が少し分かれます。そのため、色によっては今回のように隠蔽しないものがあるかもしれません。
・重ね塗りが良い感じ
顔料が濃い分、塗り重ねたときに下の色で発色が落ちにくい感じがしました。
アクリルガッシュ以上に下地を隠すので、かなり色が強烈に残ります。
今まで塗り重ねで発色がうまくいかずに何度も塗り重ねていたことが、一発で済むのでかなりストレスフリーになりますね。
この点はかなりほかの絵の具と違いますね。
あえて例えるなら濃厚なアイスクリームのようななめらかさです。
・発色が良い
発色はかなり良いです。
とはいえ、もともとターナーの絵の具は発色が良いので、白い紙に描いた感じは違いはあまりわかりませんでした。
・その他の特徴
その他の特徴として、公式HPでは、絵の具の黄変の無さがあげられていました、
アクリル絵の具は樹脂をメディウムに使っているので、どうしても年月で黄変します(接着剤が黄変するような感じです。)
U-35ではそれも無いということでした。
これはすぐにはまだわからないので、今後試していきたいと思います。
結論 かなり使いやすい
結論として、かなり使いやすかったです。
今後、僕はU-35に切り替えていこうと思います。
一番の決定点は顔料の濃さ。
下地に影響を受けずにしっかりと発色するので、かなり気持ちよくぬれました。
価格も今までのアクリルと比較してそこまで高くないので、これからはU-35を使っていこうと思います。
ちなみに価格はアクリルガッシュは20mlの24色セットで6000円ほど。
いままでのターナーのアクリルガッシュとほぼ変わらない価格になっています。
購入はネットがオススメ
U-35は品質は今まで以上ですが、販売されたばかりでまだまだマイナーな絵の具です。
そのため、画材店でもなかなか売っているところが少なめなので、ネットでの購入がオススメ。
特に、24色以上はなかなか売っていません。
ぜひ今回使ってみたいと思った方は購入してみてください!
僕は今回試しで12色にしてしまいまたが、24色セットにすればよかったっと後悔しました、、!
ほかのメーカーについての記事はこちら↓
コメント