絵が上達しない人にありがちな原因まとめ
今回は絵がなかなか上達しない人にありがちな原因をまとめました。
もし今自分が悩んでいるときには、当てはまっていないか確認してみてください。
・経験量が少ない
まず一番多いのが圧倒的に経験量の少なさです。
少し描いた程度では絵はうまくなりません。
実際、美大生レベルの画力になる場合は1年間毎日6時間以上描き続けるぐらいの量が必要です。
元から絵がうまい人は子どものころから絵を描く習慣があり、日常的に落書きとかでも描く機会が多かった人です。
絵がうまくならない~という人は大抵経験が少ないですね。
絵は少しでもいいので描く習慣をつけることが重要になってきます。
週に○○時間描く!というのでもいいし、空いた時間に描くのでもいいと思います。
また、twichで配信しながら描くのはいい意味でプレッシャーがかかるので、集中できていいと思いますね。
スポーツでもどんな趣味でも継続すれば上達するのは当然ですよね。
・他の人の反応をもらわない
絵はある程度かけてきたら周りの人やうまい人に見てもらうと上達が早くなります。
初めから見せるのが恥ずかしいという人はある程度描いてからでもいいです。
また、SNSなどで上げて反応をもらえるようになると単純にモチベーションが上がるのでおすすめ。
リアルで人に見せるのに抵抗がある場合はSNSで匿名でアップしていくとハードルが低いはずです。
SNSはInstagramが一番利用しやすいと思います。
SNSに作品をあげておくと、定期的に作品を見直す機会にもなり、初期のころと比べて自分がこんなにうまくなったんだ、、、と実感できますね。
ほかの人から意見をもらうのは結構しんどい部分もありますが、その分成長しやすいです、、!
・客観的になっていない
絵は客観的になることも大切です。
これは冷静に自分の絵を見て、良いところ・悪いところを発見できるようになるために重要。
絵を描いているとついつい集中してしまって目が慣れてしまいます。
そうするといつの間にか主観的になっていたり、冷静さを失って客観的になれなくなります。
熱量をもって描くことは大事ですが、あるタイミングで冷静になる部分を作ることが大切。
客観的になる方法はいくつかあります。
・絵を見ない時間を作る
→見ない時間は長いほど良い。1日おいてからまた見直すと冷静になれる
・絵を逆さまにしてみたり、離れてみたりする
→逆さまにすると、形の狂いや、色彩のバランスがわかったりする
・他の参考になる絵と比較する
→ほかのSNSとかで自分の理想の画風の作品と横に並べて比べると足りないものが分かる
これを利用することで、冷静に自分の絵を批評できるようになるので試してみて下さい。
・自己流
絵は描き方を学んだ方が圧倒的に早く成長します。
絵は自由に描くものと思う人も多いですが、ある程度描き方が存在します。
例えば、基本的な立体感の表現や、パース、遠近法などは頭で理解していないと書けません。
これを学ばずに、どんなに目の前のものを見て描こうとしてもそれらを理解するのにはかなり時間がかかります。
また、イラストの場合はイラストソフトの使い方もそうですね。
現在では多くの本やyoutube動画などで描き方は解説されています。
お金をかけなくても全然学べるので、一度見てから描いてほしいですね。
また、実際にうまい人の作品と自分の作品とを並べて比べることで、自分に足りないものが分かります。
自分の目指す作家を決めて、その人の作品と並べて同じクオリティになるように目指すといいですね。
・初めから目標が高すぎる
初めから目標が高すぎるのも良くないと思っています。
目標には定性目標と定量目標の2種類あります。
定性とは、こんなイラストレーターになりたい!とか、こんな絵が描けるようになりたい!という数値化できない目標です。
多くの人はこの目標を立てているのではないでしょうか。
一方で定量目標は、1日○○時間絵を描く。とか、3日に1回SNSに絵を投稿するなどです。
数値化できる目標のことですね。
私としては定量目標で、すぐに行動できる具体的な目標を作るのがいいと思っています。
例えば毎日1時間絵を描くとかなら、実行しやすいし達成しやすいですからね。
最初からこんなイラストレーターになりたい!とかだと、ざっくりしていて手が進まないと思います。
絵は手を動かして描いていくうちに、自分はこういう絵が好きなのか、とか、描き方の癖が出てきて、絵の方向性も変わっていきます。
なので、とりあえず手を動かす目標を作ることをお勧めします。
いい目標の立て方
・毎日1時間絵を描く
・3日に1回絵をSNSに投稿する
などなど
上達するための練習方法
このブログ「アートと日常」では絵を上達させるための方法の記事も書いています。
こちらも一緒に参考にしてみてください。
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