今回は絵やイラストのオリジナリティの出し方について解説していきます。
オリジナリティはどこからやってくる?
最初にオリジナリティについて考えていきます。
絵を描く人などにとって、自分の絵にオリジナリティを出したい!と誰もが思いますが、
オリジナリティは言葉が抽象的過ぎてなんなのかよくわからないですよね。
オリジナリティは答えがありません。
オリジナリティは明確な答えがないので、それを目指すとかなり苦労します。
とはいえ、僕はすでにみんなオリジナリティを持っていると思っています。
例えば、同じ花を描いても、100人いれば100通りの色遣いや構図、形になりますよね。
なので、すでにオリジナリティはみんな持っています。
自分の絵は描きなれているし見慣れているので、オリジナリティが無いと錯覚しがち。
ですが、ほかの人から見ると十分に個性が出ていたりします。
ですがどうしてもオリジナリティを出したいという人のためにアイディアをいくつか紹介します。
オリジナリティを出す方法
オリジナリティを出す方法は主に下記の種類があります。
・画材を変えてみる
・描き方を変えてみる
・ほかの人の作風を組み合わせる
・ほかの人に作品の感想をもらう
・スクラップブックを作る
・画材を変えてみる
画材を変えるだけでもオリジナリティにつながります。
普段使わない画材を使うと表現の幅が広がるのでおすすめ。
紙やキャンバス、木など描くものの対象を変えることでも画風は変わります。
絵を描く画材は主に下記のような種類があります。
あまり使ったことのない画材を使ってみると、新しい気持ちで描けるのでおすすめ。
・鉛筆
・色鉛筆
・クレヨン、パステル
・水彩絵の具
・アクリル絵の具
・アルコールマーカー
画材の一覧はこちら↓
おすすめの画材についても紹介しています。
画材同士を組み合わせても面白いですね。
画材はそれぞれ相性があるので、どの画材が相性がいいのかはこちらで解説しています↓
・描き方を変えてみる
描き方を変えてみるのもおすすめ。
描き方を縛ってみると思いもよらない画風になったりします。
例えば指だけで描いたり、パレットナイフだけで描いたり、フォークだけで描いたりなど。
普段とは違う描き方になることで必然的にオリジナリティが出ます。
・ほかの人の作風を組み合わせる
ほかの人の画風をまねることで個性を出す方法もあります。
一人の人をまねると似るだけでオリジナリティは出ませんが、複数の人を組み合わせるとオリジナリティが出てきます。
漫画の例だと、手塚治虫さんとワンパンの村田雄介さんを組み合わせてみるなど。
無理矢理の方が面白かったりします。
また、誰かになりきってみるのもおすすめ。
手塚治さんが油絵を描いたらきっとこうなるのかなと思いながら描いてみたりすると、表現の引き出しが増えます。
・ほかの人に作品の感想をもらう
他の人に作品の感想をもらうのもおすすめ。
自分では気が付かない特徴や良さを教えてくれます。
周りに相談する人がいない時はsnsに投稿して感想をもらいましょう。
僕の作品もよくsnsで感想をもらってます。
モチベーションにもつながるのでおすすめ。
・スクラップブックを作る
スクラップブックを作る方法もあります。
これで自分の好みが客観的にわかるようになります。
作り方はクロッキー帳などに自分の好きだと思った配色や雑誌の切り抜き、他の人の作品の写真などを貼り付けていきます。
僕も美大の授業の課題でスクラップブックを作ったことがあります。
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