デザイナーになるのに美大に行った方がいい?
今回はこれからデザイナーになりたい人向けに美大に行った方がいいのかという疑問について解説していきます。
僕自身、美大出身なので周りのみんなの就職事情を聴いた実体験から解説していきます。
大きめのデザイン事務所に勤めたい場合は美大に行った方が学歴として優秀
美大に行くメリットとしては1番が学歴がつくということ。
有名なでデザイン系の会社である博報堂や電通などのデザインの部署は、ほとんどが美大出身の人で構成されています。
そのため、しっかりとした企業に勤めいたい場合はまず美大に行くことがおすすめ。
関東であれば東京藝術大学をはじめ、武蔵野美術大学や多摩美術大学を狙いたいところ。
求人募集もデザイン系の企業の割合はめちゃくちゃ高いです。
博報堂や電通はほぼ美大で構成されています。
大学の求人にも多くのデザインの求人があり、就職については各美大のHPに詳しい企業について掲載があるので見ておくといいです。
一口にデザイン事務所といってもピンキリで、電通や博報堂のようなクリエイティブなところもあればそうでないところもあります。
美大に行く方がクリエイティブな仕事ができる企業への採用率が高くなるので美大に行くのがおすすめ。
スーパーのチラシのデザインなど、あまり専門性のいらないデザインも多くあります。
そのような場合には美大に行く必要はありません。
デザインも分野が幅広く、副業として今人気なWEBデザインや動画編集はオンラインスクールがたくさんあります。
しかし空間デザインやパッケージデザイン、プロダクトデザインなどはほぼ美大でしか学べません。
そのため、これらのデザインをしたい場合にも美大に行くのがおすすめ。
最近はWEBデザインのスクールはめちゃくちゃ出てきましたよね。
一方でほかのデザインの分野のスクールはかなり限られているのが現状。
デザインと一口に言っても、舞台の演出や店舗の内装、工業製品のデザインなどかなり幅広いです。
スクールに行くとかなり進路が絞られてしまいますが、美大に行くとこれらの企業からの求人が来ているので、進路の幅が広いです。
また、美大の授業はデザインの基礎を学ぶことができます。
実践的ではなく基礎なので、色彩や構成、なぜそのデザインをするのかというコンセプトなどの部分に強くなります。
今後どのデザインの分野に行っても応用が利きやすく、一般企業からも独自の視点があるという点で重宝されやすくなるのもメリットですね。
美大に行くことのメリット
・大きめのデザイン会社に勤めやすい
・よりクリエイティブなデザイン系の会社に勤めやすい
・空間デザインやプロダクトデザインなど専門的なデザインを学べる
学歴として美大に行きたい場合は知名度のある美大に行きましょう。
タマビ、ムサビ、東京藝大を目指すぐらいの意気込みは必要。
全国の美大についてはこちらでまとめています↓
美大でなくてもよい場合
デザイナーの多くは美大出身ですが、美大に行かなくてもデザイナーにはなれます。
プログラミングを使うWEBデザインやアプリ開発、建築デザインなどの場合は、美大よりも一般大学に進んだ方がいい場合もありますね。
美大だとビジュアルが重視されるので、プログラミングや工学系などの部分はあまり学びません。
なので、理系寄りのデザインの分野に進みたい場合は美大でなくてもよいです。
(もちろんデザインの部分はスクールに通ったり、独学する必要があります)
最近は副業ブームもあり、WEBデザインや動画編集のオンラインスクールも増えてきました。
内容は美大よりも実践的な内容になるので、短時間で学べるのがメリット。
社会人ならオンラインスクールで学んで、ランサーズのようなところで仕事を受注して経験を積んでいくと良いですね。
美大だと4年間の縛りがあったり、学費が高いので、特に学歴のあまりいらないフリーランスデザイナーになる場合にはスクールで学んでしまった方がいいです。
美大以外で学ぶことまとめ
・アプリ開発やWEBなどのプログラミングを用いたデザインは一般大学のほうが強い場合もある
・WEBデザインや動画編集はオンラインスクールなどで学べる
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