今回はこれから油絵を始める方に向けて、画材を紹介していきます。
できるだけ安くそろえることをテーマに、おすすめなものをまとめてみました。
試しに油絵を描いてみたいけど、とにかく最初は安く始めたい方向けなので、ぜひ参考にしてみてください。
油絵具を描くのに必要なもの
最初に油絵を描くのに必要な道具を紹介します
必要なものは下記のとおりです。
必須
・油絵具
・オイル
・油壺
・パレット
・筆
・筆洗液
・筆洗器
・キャンバス
・油絵具
まず油絵の具ですが、コスパのいいのはホルベインのアーティストシリーズとターレンスのヴァンゴッホです。
ヴァンゴッホは容量が大きく大作向けなので、最もおすすめなのはホルベイン。
ホルベインは日本の画材メーカーで、アクリル絵の具や水彩絵の具など幅広い画材を製造しています。
価格はリーズナブルなシリーズが多く、癖もないので使いやすい絵の具です。
初めて油絵の具を使う人の多くはこのホルベインのものをおすすめされるほど。
美大受験のように大量に絵の具を使うことを前提とするならターレンスのヴァンゴッホもありです。
最大サイズが200mlとかなり大容量で、特に消費の激しい白や黒の絵の具を使うときには助かります。
この2つよりも安い絵の具はありますが、画材メーカーの販売する絵の具ではなく発色が悪いのでおすすめしていません。
ほかのメーカーについてはこちら↓
・オイル
オイルは油絵具を溶かすときに使います。
種類がいろいろあり、自分で調合して使うことが多いものですが、最初は調合済みのペインティングオイルの購入がおすすめ。
オイルの種類は数十種類あり、性能が違うので選ぶのが大変です。
そのため、すでに使いやすく調合されているペインティングオイルがあればこれ1本で事足ります。
オイルの種類についてはこちら↓
・油壺
油壺はパレットに絵の具を混ぜるときに、オイルを取り出しやすくするために一時的にオイルを入れておく容器です。
絵の具にオイルを追加するときは適宜ここから使っていきます。
・パレット
油絵のパレットは木製、陶器、紙パレットがありますが、最初は紙パレットがあれば十分です。
紙パレットは使い捨てで洗う手間が無いので、格段に使いやすいパレット。
油絵具は油性なので水は使えず、他の水彩絵の具やアクリル絵の具と比べると掃除が少し面倒。
なので、その掃除の手間を減らすために紙パレットを選びましょう。
・筆
筆は油絵具では豚、ナイロン、リセーブルを使うことが多いです。
価格はピンキリで、安いもので1本100円~高いもので2000円以上するものもあります。
最初は安い筆でも大丈夫で、これは画材店よりもAmazonなどで購入が可能。
詳しい選び方はこちら↓
・筆洗液
筆洗液は筆を洗うときに使います。
油絵具を溶かす溶液で、筆洗器の中に入れて使います。
臭いの強いものもあるので無臭のものを選びましょう。
・筆洗器
筆洗器は金属の密閉容器。
中の筆洗液がこぼれないようになっています。
底がフィルター状になっており、絵の具のカスが分離できるようにもなっています。
・キャンバス
キャンバスは既製品と組み立て式とがありますが、最初は既製品がおすすめ。
自分で張るのは意外と手間だったりします。
なので、手っ取り早く始めたいならすでに張られているキャンバスを買った方がいいです。
画材店では組み立て式が主流ですが、Amazonだと安い既製品のキャンバスが購入可能。
絵を描くのに慣れたら自分で組み立ててみましょう。
安い油絵のセット
油絵にはいろいろな種類の画材が必要ですが、選んだり買うのが面倒な人は油絵のセットを購入しましょう。
これにキャンバスと筆洗器を合わせて購入するだけで始められます。
カバンもついているので収納も楽ですね。
現状買える中で、上記の油絵セットが最もコスパがいいです。
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