ギャラリーに作品を展示しよう!
今回はギャラリーなどで作品を展示するときに必要な準備について解説しています。
これから作品を展示しようと思っている人や、美大生などはぜひ参考にしてみてください!
初心者向けの記事になっています。
展示の前の事前準備
最初は事前準備編です!
・作品を吊るせるようにしよう
・サインは忘れずに
・作品のリストを作る
・会場の図面をもらい、レイアウトを考えよう
・スケージュールを確認しよう
・作品を吊るせるようにしよう
絵画作品の場合、額装されていないものは必ずパネルに吊り金具と紐をつけましょう。
専用のものが額装店やネットで販売されています。
金具について詳しくはこちら↓
・サインは忘れずに
作品にはサインが必要です。
サインは忘れずに描いておきましょう。
作品のタイトルも記載しておくと良いです。
サインは作家がその作品を制作した証明になります。
・作品のリストを作る
作品を販売する場合はリストをエクセルなどで作っておきましょう。
リストは作品のタイトル、サイズ、価格、写真を掲載しておくのがベスト。
作品が販売されたときに、何が売れて何が在庫であるのかを確認できるので、必要です。
・会場の図面をもらい、レイアウトを考えよう!
個展や、知り合いでグループ展を開く場合、事前に会場の図面をもらっておきましょう。
そして、前もってどの場所にどの作品を展示するかを考えておく必要があります。
ギャラリーの搬入は時間がないことが多く、当日場所を決めるのは難しいです。
そのため、ばたばたしないようにレイアウトは決めておきましょう。
・スケージュールを確認しよう
スケジュールについてもしっかりと確認しておきましょう。
いつまでに作品や備品を配送するのかや、DMや略歴のデータなどもいつまでに送ればいいのかを確認しておきます。
自分でDMや名刺を外注印刷する場合はその納期も考えておく必要があります。
ギャラリー展示に必要なもの
ギャラリーの展示に必要なものは下記の通りです。
・作品の梱包用具
・展示用具
・キャプション
・ポートフォリオ
・名刺、DM
・服
・作品の梱包用具
まず大切なのが梱包用具です。
基本的に必要なものは、・段ボール・緩衝材・ガムテープ・養生テープ・ハンディラップです。
作品は丁寧に梱包して、傷がつかないようにしましょう。
緩衝材はロールのものを買うと便利です。
これはサイズが結構大きいので、近くにホームセンターが無いときはネットで購入しましょう。
プチプチで作品を包むときは凸凹している方を必ず”外側”にして梱包します。
これはプチプチの丸い跡が作品につくことがあるため。
万全を期すには下記の剥離紙で作品を最初に巻いておく必要があります。(特に作品を額装せず、バーニッシュ等の仕上げをしている場合。)
また、下記のハンディラップもあると便利です。
作品と緩衝材をこのラップで縛り上げることができます。
養生テープを使わずに固定できる点で優れていますね。
作品の梱包に養生テープを使うと、誤って作品の表面にくっつく事故が起こります。
なので、テープ類は避けてなるべくこのラップを使いましょう。
このラップは立体作品の梱包にも便利です。
額装しない絵画のパネル作品の場合はしまう段ボールケースが無い場合があります。
そのため、サイズに合わせてオーダーをしておくと便利。
下記のような専門店だと種類も豊富で格安でオーダーもできます。
ダンボールワン https://www.notosiki.co.jp/
作品の販売をするときにも専用のケースは必要になります。
・展示用具
展示用品は必須。
壁につける金具は、釘、画鋲、ねじ止めのフックなどがあり、作品の重さと壁の状態によって使い分けます。
展示の際に図面をもらうはずなのでよく確認しておきましょう。
事前に展示予定場所を見ておくことも大切です。
天井から吊るす場合はピクチャーレール用のフックを使います。
多くはギャラリーに備え付けられていますが、足りないものは自分で用意する必要があるので、事前に確認しておきましょう
・キャプション
キャプションは作品のタイトルなどを記載したものや、自分の略歴をまとめたものを制作します。
略歴やプロフィールはA4用紙サイズにまとめて、印刷したのものをスチレンボードなどに貼って使いましょう。
両面テープで作品と一緒に壁に貼り付けます。
自分のHPやSNSのQRコードを印刷したものがあると便利。
QRコードはネットで簡単に無料で作れます。
この辺りはギャラリーの人が行う場合もあるので、事前に確認しましょう。
・ポートフォリオ
余裕があればポートフォリオも作りましょう。
紙は必ず光沢紙または写真用紙に印刷します。
ポートフォリオの作り方についてはこちらで解説しています↓
家にプリンターがない人は、下記のようなオンライン写真印刷を頼むと便利です。
安くきれいに仕上がります。
A4サイズにも印刷できるところがいいですね。
フジカラーデジカメプリント https://fujipri.net/index.html
・名刺、DM
名刺はほぼ必須です。
買ってくれた人に渡したり、ギャラリストに渡したりできます。
数千円で自分でも簡単に作れるので自作しましょう。
ソフトはillustratorや無い場合は最悪wordでも作れたりします。
下記のサイトだとwordデータの入稿が可能なのでおすすめ
名刺・DM印刷puri!!詳しい入稿のコツなどもサイト内に記載されているので、その手順通りに作ればOK。
・服
服はスーツとまではいきませんが、セミフォーマルな服装にしましょう。
普段着っではなく、余所行きの服装ですね。
安く済ませたいときはシャツにチノパンとかでもいいと思います。
個人的にモノトーンの服装が鑑賞の邪魔にならなくていいかなと思いますね。
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