クーピーと色鉛筆の違い
今回はクーピーと色鉛筆の違いについて簡単に解説していきます!
クーピーは画材として、どう違うのかをもと美大生の僕が説明していきます!
こちらでも詳しく解説しています
クーピーの特徴
クーピーの特徴は主に下記の通り
・軸がすべて芯だけでできている
・芯を削らなくても使える
・手に色がつかない
・消しゴムで消せる
・重ね塗りが苦手
・子どもにおすすめ
色鉛筆の特徴
・軸に木がついている
・芯は鉛筆削りやカッターで削る必要がある
・消しゴムで消しにくい
・子ども向けからプロ向けのものまでバリエーションが豊富
クーピーのメーカーはサクラクレパス
クーピーはサクラクレパスの登録商標で、新しい画材を作るために開発されました。
芯だけでできている色鉛筆は当時はかなり新しく、しかも消しゴムで消しやすいというのがかなり画期的でした。
発売後には全国的に普及し、画材店や文房具店で広く取り扱われるようになっています。
僕も子どもの頃はよく使っていました。
パッケージはカラフルな幾何学模様で、これを見ると懐かしい感じがします。
ちなみにサクラクレパスはクレパス(登録商標)を作り出したメーカー。
子どものための画期的な画材をいくつも生み出しています。
クーピーはすべて芯でできている
クーピーの最大の特徴はすべて芯でできていること。
この点ではクレヨンやパステルに近いですね
なので、使うときに削ったりしなくてもそのまま使えるのでかなり簡単。
小学生や幼稚園生にはとても使いやすいですね。
クレヨンのように手に色がついたりすることもないです。
クーピーは消しゴムで消せる
また、消しゴムで消しやすいのも特徴。
色鉛筆のように紙の凹凸の中にべったりとくっつかないので、割と簡単に消すことができます。
今でこそ消せる色鉛筆も出てきましたが、クーピー販売当時はかなり画期的でした。
消せるので、塗り絵にも最適です。
クーピーは子どもにおすすめ
使用感としては、使いやすい画材なので子どもにとてもおすすめ。
小学校低学年くらいの子には最適な画材。
落書きなどをしても消しやすく、手にもつきにくいので汚しにくいのがかなり大きなメリット。
価格も1本50円ぐらいなので、かなり安いです。
僕も自分に子どもがいたらクーピーを使わせてあげたいです
一方で大人が使うには少し物足りないかなといったところ。
大人だと、より良い絵が描けるかの性能のほうが大事になってきますよね。
色鉛筆の高価格帯では、クーピーより発色が鮮やかで重ね塗りや混色が得意なものがあるので、
そちらを使うのがおすすめ。
大体1本100円くらいの鉛筆になってくるとクーピーの性能を超えていきます。
大人向けの色鉛筆についてはこちらで解説しています↓
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