今回はアクリル絵の具の絵の具と道具の使い方について解説していきます。
なお、この記事はまだアクリル絵の具を使ったことが無い初心者向けの記事となっています。
アクリル絵の具の使い方
まず必要な道具について解説していきます。
必要なものは以下の通り
・アクリル絵の具
・ジェッソ
・筆
・パレット
・キャンバスorパネル
必要な画材の選び方についてはこちらで詳しく解説しています
下地作り
最初に絵を描くときは下地を作ります。
このようなキャンバスや木製パネルに描くときは、絵が描きやすくなるようにします。
方法としては最初にジェッソを全面に塗り、表面を整えていきます。
ジェッソとは下地剤のことで、絵の具のノリをよくするもの。
アクリル絵の具を使うときにはほぼ必須な画材なので揃えておきましょう。
![こざかい](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3380.jpg)
ジェッソが無かったらアクリル絵の具でも大丈夫ですが、
ジェッソの方が後々描きやすいです。
![](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/10/6665FC2B-81DB-4729-9C03-CC2414F75ECA-1024x576.png)
乾かします。
この時にドライヤーを使ってもいいですが、急に乾燥させすぎると表面にひび割れがおきるので注意。
より完璧にする場合はここに紙やすり(#800~1000ぐらい)をかけて慣らして、ジェッソを塗り重ねるを繰り返すとより凹凸が無くなり、きれいになります。
アクリル絵の具で描く!
![](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/10/8FD37E1F-74E6-4C68-8171-A658E82E66EE-1024x576.png)
紙パレットに絵の具を出して描いていきます。
アクリル絵の具はすぐに乾燥してしまうので、チューブから出した絵の具はその日限りの使い切りです。
最初はあまり出しすぎず、小指の先程度ぐらいの絵の具を出しましょう。
より長持ちさせるには、濡らしたティッシュを敷いてその上に絵の具を出すとより長く使えます。
アクリル絵の具は筆以外にもスポンジや指などを使って描いても面白い表現ができます。
いろいろ試してみてください。
いろんなタッチの使い分けについてはこちらで解説しています↓
![](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/10/A423FAA7-7027-45E7-863F-4309D1119090-1024x576.png)
![](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/10/E68C6A8B-F54D-4E7D-AA20-A0B4541C614A-1024x576.png)
今回の絵はこんな感じで完成です。
片付けですが、まず紙パレットは上の一枚を剥がして捨てます。
筆は水でよく洗い、より丁寧に洗うときは石鹸と(動物毛の場合はリンスも)をかけてあげます。
個人的には指で描くのもオススメ
一度やってみてほしいのが指で描いてみるということです。
アクリル絵の具を指で塗ると絵の具のぬるぬるとした感じがとても面白いので試してみてください!
指で描くと細かいところやきれいに描けないので、うまく描こうとかを気にせず気楽に描けるのも楽しいですよ!
実際に僕が指で描いている動画がこちら↓
メディウムを使ってみよう!
アクリル絵の具の最大の特徴の一つに豊富なメディウムがあります。
メディウムを絵の具に混ぜると、つやの有り無しや乾燥時間、盛り上げ、テクスチャを付けるなどいろいろな変化を加えられます。
メディウムを使いこなせると絵の表現の幅もぐっと広がるので一緒に試したいところ。
下の動画ではドーナッツのチョコレート部分をメディウムのモデリングペーストを使って盛り上げて描いています。
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