美大に落ちてしまった人へ
今回は残念ながら美大に落ちてしまった人向けに記事を書いていきます。
僕も実は1年浪人しており、志望校に落ちた経験があります。
その時の体験談を含めて語っていきたいと思います。
昔の自分に伝えたかったことを書いていきます。
僕は1年浪人しました
僕は高校3年生の冬ごろから高校の近くにある小さな美術予備校に通い始めました。
その時、第一志望から東京藝大、ムサビ、タマビの順で受けることに。
夜遅くまで残って描いたり、家に帰るのが0時近くになることも多々ありながら僕なりに頑張ってはいたのですが、結果的にタマビのみ受かる結果に。
僕の家庭はあまり裕福ではなかったので、浪人するかはかなり迷いました。
僕の気持ちとしては藝大かムサビに行きたかったので、タマビはあまり行きたくないという感じでしたが、お金の面でとても悩みましたね、、。
親に浪人することを伝えるのは辛かったですが、結果的にタマビを蹴って浪人することにしました。
今思うとタマビでもよかったですね
必ずしも有名な美大に入る必要はない
大学を卒業してから数年たった今思うと、必ずしも有名な大学に入る必要もないかなと感じます。
美大受験をしていると、予備校側としては合格実績を上げたいのでなるべくいい大学に行かせようとしますが、
人によっては何年も浪人した後に消えて行ったり、浪人を負い目に感じている人もいました。
なので、1年の浪人はまだしも、2年以上になると入れる美大に入ってしまった方がいいと僕は思っています。
今はある程度の美大(5美大)でも、科によって倍率はかなり低く、かなり簡単に入れるようになっています。
3年を超えるとかなりしんどいですね。
特に藝大を目指していると固執してしまいがちです。
どこの大学に行くかも大切ではありますが、実際はどの教授がいるかも重要だったりします。
これは実際に入ってみないとわからないですね。
自分のやりたいことに近い教授のほうがいろいろと参考にできたり、アドバイスがもらえますし、
なるべく面倒見の良い教授に気に入られるのが大切ですね。
後は、大学に入って何をするかのほうが重要だったりします。
だらだら過ごすのであれば別にどこの美大でも同じ。
就職に関しても大学も大事ですが、そこで何をしたかのほうが重要です。
後悔のない選択を
僕自身、浪人して結局ムサビに行ったものの、後悔はしていません。
たまに学費のことで親にはつらい思いをさせたかなとは思いだすことはありますが、自分の選んだことは間違っていなかったかなと感じています。
美大を受験するときは、それが人生のすべてであるように感じますが、美大を卒業してしまうとそれはそこまで大きなことでもなかったかなとも思うようになりました。
浪人した1年間も、絵がとても上達したし、大学に入ってかた自信がつくようにもなったので、ある意味で有意義な時間だったと思っています。
とはいえ、大学の4年間はとても長い時間です。
ぜひ後悔のないように自分の進路について考えてみてください。
ちなみに浪人のメリットとデメリットについてはこちらで解説しています↓
受験期の体験談についてこちらでユーモアを含めて書いています↓
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